3歩がきっかけで久しぶりに実装予定の文字装飾記法について見直し,以下のように基本的な方針を整理した。
<<大きい文字>>
>>小さい文字<<
##太字##
//斜体//
__下線__
~~打ち消し線~~
下線記法については,_下線_
を有効にすることも考えていたが,適当に書いた時の誤解釈が増える懸念もあり見送ることにした。文字装飾記法は2個以上の記号で統一した方が綺麗にまとまる。簡潔な記法は追加するより削除する方がずっと難しいので,使用頻度を考えてもいまあえて導入する動機に乏しい。
……ここまで考えて,昨年6月23日10歩でも同じ結論を出していたことに気付いたが,再確認出来た。
太字記法については,昨年6月23日9歩では ++太字++
を検討しているものの,最近 ++
を行内埋め込み記法に利用することを考えているためこれは避けたい。そもそも「強調ではない太字」という微妙な要求のための記法であり,廃案も脳裏をよぎった。
分かりやすい代替記法がありうるのかと思ったが,意外と ##太字##
が悪くない。「くっきりした」という意味のシャープにもかかっているし,見た目の濃さも丁度良い。後述の文字サイズ記法同様,記号の数で濃さを調整出来ても面白い。
ついでに,<<大きい文字>>
,>>小さい文字<<
という文字サイズ記法を思いついた。大きさ・小ささは記号の数で調整出来てもいい。直感性は申し分ない。
あまり文字を大きくしたいと思ったことはないが,小書き括弧記法を使わずに文字を小さくしたいと思うことはたまにあったので良い拾い物だった。
上線記法も検討していたが,ここまでで HTML の要素に相当するものは揃い,軽標記言語としての表現力は十二分なので,いったんここで一区切りとすることにした。