```txt
これまでのデラング記法の例示
```
``dlng
これからのデラング記法の例示
``
交度部区記法の開始記号・終了記号については,これまで ```
固定だったため,交度部区記法内で交度部区記法について例示出来ないという問題があった。
行内交度記法で逆括点の数を調整出来るようにして(1月17日15歩)から,この方式で統一することを考えていた。
これを機に,逆括点の数は2個でも可とした。区切り線記法は最初から Markdown などで一般的な3個以上ではなく2個以上の -
で導入したが,交度部区記法では確信が持てなかった。
交度部区記法実装からちょうど一年経ち,3個以上でなければならない理由はない,と使用経験から判断した。なんなら1個でも解釈上の問題はないはずだが,目印としての機能を考えると2個が限度だろう。他の記法との統一感もある。
これまで外部ライブラリ(highlight.js)任せだった交度部区記法の言語名を自主的に管理する第一歩として,取り急ぎデラング,Cμ,νS に対応した。
デラング
,delang
,dlng
,dln
を txt
に,cμ
,cu
,u
を cpp
に,νs
,vs
を js
に,それぞれ Dex 側で変換する。とりあえず大文字小文字は区別しない。
これまではデラングを txt
などと書いていたが,意図の明示という観点から問題があった。これなら今後構文ハイライトに対応した時に書き換えずに済む。
言語名の対応関係については実装に委ねるべきかとも考えたが,将来的に混乱の元になりそうな部分なので,対応関係は言語仕様で規定し,構文ハイライトなどは任意実装とすることにした。
また,用者が未定義の言語名を使用出来るように,例えば ```newlang(oldlang)
のように代替言語名を指定出来る記法の検討も開始している。
1月17日15歩で,外側の逆括点の数を調整出来る仕様にしたが,`` `a` ``
のように外側より少ない個数でないと上手く解釈出来ないなど中途半端な実装だったことを思い出し,実装を完了させた。
これで ` ``a`` `
でも `` `a` ``
でも `` `a``
でも,対応する逆括点さえ判別出来れば問題なく解釈出来るようになった。