自我知番の省略そのものは難しいことではないが,省略の有無を切り替える用合いに課題があった。例えば他人のデラングを読む場合は自我知番の省略をしたいが,それを写し取る場合は自我知番を付けたい,ということが考えられる。チェックボックスなどを置くというのも野暮ったい。
ここで,表示上は自我知番の省略をしたまま写し取り時などに自我知番を付加し,自輪郭の描写欄では貼り付ける際に自我知番の省略をする,という方法を思い付いた。これなら,知番の識別子としての完全性は維持したまま自然に自我知番の省略が出来る。用合いの複雑化も避けられる。