- 回答あり
- あれ
現状(2023-06)、すでにSVG形式の譜類を──他形式の画像と同様に──輪郭に埋め込んで表示することができます。
これは大変便利な機能ですが、それに加えて、MermaidやKaTeXなどと同様に、「SVG記法」として交度埋め込みができるようになるともっと嬉しいです。
その場で画像を編集して、その場で確認・反映させたいという需要はある程度存在するのではと思っております。
ご検討お願いします。
現状(2023-06)、すでにSVG形式の譜類を──他形式の画像と同様に──輪郭に埋め込んで表示することができます。
これは大変便利な機能ですが、それに加えて、MermaidやKaTeXなどと同様に、「SVG記法」として交度埋め込みができるようになるともっと嬉しいです。
その場で画像を編集して、その場で確認・反映させたいという需要はある程度存在するのではと思っております。
ご検討お願いします。
全知検索演算子についての検討(1歩),交度埋め込み記法の実装方針検討と数式記法も含めた概念整理(5歩),知名デラングの対応方針についての検討(7歩),交度記法で対応言語スクリプトを動的に追加する方法についての検討(12歩)など,検討作業がよく捗った。
実作業も,交度写し取りボタン実装(13歩〜16歩),交度埋め込み記法調整などそこそこ捗ったが,特に大きかったのは,交度埋め込み記法と数式記法の概念整理が出来たことだった。
交度埋め込み記法では,対応言語に tex
,latex
,katex
を追加した。これまで katex
のみを追加するつもりだったが,意図の明示という観点から使い分けられる方が望ましい。例えば,KaTeX という実装にこだわらず LaTeX を書きたいということは十分に考えられる。
また,これまでは数式記法も KaTeX 交度埋め込み記法の糖衣構文程度に考えていたが,ここで「数式のための TeX 風記法」と位置付け直すことにした。これにより,例えば mhchem などの数式以外の応用は交度埋め込み記法を使うといった使い分けが可能になる。
Mermaid 対応以後,交度埋め込み記法で KaTeX に対応する機会を窺っていた。これは同記法を考案した時点で考えていたこと(希哲16年2月15日18歩)で,いずれ対応するつもりではあったが,30分もあれば十分だろうという実装コストの低さにもかかわらず,いまいち気が乗らなかった。
数式記法を糖衣構文として再定義する,それ以上の意義が見出せなかった。整合性という大義名分はあったが,悪い意味での冗長性を加えるような感覚もあり,なんとなくぼんやりした,すっきりしないものを感じていた。
そんなところで交度埋め込み記法での KaTeX 対応の要望があった。数式記法で化学式を扱うのは不自然なので交度埋め込み記法で mhchem に対応してほしいという要望も含まれていた。問題に対しての手段は正直無理筋だと感じていたが,今思えば,数式記法の位置付けに対する問題提起としては的を射ていた。以来,交度埋め込み記法の意義と数式記法の位置付けについて同時に考えることが多くなった。
交度埋め込み記法での KaTeX 対応については,理論上の整合性や検索性,交度記法からの書き換えのしやすさ,好みの選択肢を増やせること,応用例を増やすことで交度埋め込み記法の役割を理解しやすくすることなど,なんとか利点を捻り出し,もやもやは残りつつも実装に着手する態勢に入っていた。
そして今日,対応言語が当初から予定していた katex
だけではちょっとまずいことに気付いた。KaTeX を使って TeX や LaTeX を表現したいことは十分ありうる。ここで,言語設計の基本である「意図の明示」という観点を忘れていたことに気付いた。さらに,数式記法を意図の明示という観点から再定義出来ることに気付いた。
これまで,数式記法は交度埋め込み記法の糖衣構文で「TeX 風記法」の別名,程度に位置付けることを考えていた。数式記法内で数式以外の表現が出来るのも不自然と言えば不自然だが,「数式記法という名前の TeX 風記法です」と説明するのも野暮ながら出来なくもない。これを「数式のための TeX 風記法」と説明出来ればだいぶすっきりする。数式にとらわれない TeX 風記法が使いたい場合は交度埋め込み記法を使う,というのも自然な切り分けだ。
この気付きで一気にもやもやが晴れ,両記法が概念的にぐっと洗練されたものになり,気持ち良く実装作業を終えられた。
数式記法の \[\ce{ ... }\]
に対応する \ce[ ... \]
,\(\ce{ ... }\)
に対応する \ce( ... \)
を追加した。
バックスラッシュ後の文字列は,chem
では冗長,c
では誤認・衝突の可能性があるため,mhchem との関連が分かりやすい ce
にしておいた。〈chemical equation〉の略だそうだ。
名称は「化学式記法」を考えていたが,正確ではない上にやや冗長なので,とりあえず「化学記法」としておいた。それだと数式記法も「数学記法」にしたくなるが,これは考えておく。
交度埋め込み記法で mhchem に対応してほしいという要望をもらった時,そこまでするなら化学記法を作ってしまった方がすっきりするなとは思ったが,数式記法すらさほど使われていない現状では時期尚早の感が強かった。
昨日の開発記録をまとめたりしているうちに実装イメージがあっさり出来てしまった。
5歩の検討通り,交度埋め込み記法の対応言語に tex
,latex
,katex
を追加した。出振るい・手定め済み。
非対応言語では通常の交度記法同様の交度部区で表示するようにした。特に定義していなかったため Mermaid で使う <pre.mbd>
で表示されていたが,これは交度部区にもならず,描画途中で目立たないように薄い文字色にしており普通に読みやすいものではなかった。
ついでに,<pre>
に設定していた #DCDCDC
の文字色を <pre.cd>
に移した。これは Zenburn の文字色で,構文配灯の前後で文字色を一定させるためのものだったが,背景色を設定していない普通の <pre>
がほとんど読めなかった。
さらについでに適当なマージンも設定しておいた。<pre>
はタグ記法も未整備で他に大した用途が無かったので長いこと調整せず放っておいた。
latex
}{katex
}{tex
}(34)デラングにはすでにKaTeXによるLaTeX風数式の描画機能がありますが,このうち別行数式の描画を論譜埋め込み記法として描写できるようにしてほしいです。
なお,数式を描画する祖稿においては,大半の用者は「LaTeX用の数式を書いている」つもりでも実際には「KaTeX用の数式を書いている」ので,論譜の解釈子の名前はlatex
ではなくkatex
にしたほうが良いと考えています。
また,できればmhchemを「化学式入力専用の論組言語」と見做して,独立した解釈子mhchem
を持った埋め込み記法として実装して欲しいです。
たしかに論組として見た場合には,mhchemは「KaTeXの一部」ではありますが,用者から見たときに「数式」と「化学式」とはかなり相異なる概念だと思うので。
+``katex
\frac{1}{\Bigl(\sqrt{\phi \sqrt{5}}-\phi\Bigr) e^{\frac25 \pi}} =
1+\frac{e^{-2\pi}} {1+\frac{e^{-4\pi}} {1+\frac{e^{-6\pi}} {1+\frac{e^{-8\pi}} {1+\cdots} } } }
``
が
\[
\frac{1}{\Bigl(\sqrt{\phi \sqrt{5}}-\phi\Bigr) e^{\frac25 \pi}} =
1+\frac{e^{-2\pi}} {1+\frac{e^{-4\pi}} {1+\frac{e^{-6\pi}} {1+\frac{e^{-8\pi}} {1+\cdots} } } }
\]
と同じ〝意味〟になる。
特例として,
+``mhchem
Li^x_{Li,1-2x}Mg^._{Li,x}$V$'_{Li,x}Cl^x_{Cl}
``
が
\[\ce{
Li^x_{Li,1-2x}Mg^._{Li,x}$V$'_{Li,x}Cl^x_{Cl}
}\]
と同じ〝意味〟になる。
日次出場抜控の整理作業(6歩),当努整理(7歩)を済ませ,デラング整備では Mermaid 対応を終えた(14歩)。出振るい済み。
Mermaid 自体は自分で使う予定もなく,他用者からの要望があったわけでもないが,個人知識管理サービス界隈では人気のある付徴なので一定の客寄せにはなるだろう。
今後の応用可能性を考えると,一年近く前に考案した(希哲16年2月15日18歩)交度埋め込み記法をようやく実装出来たことが一番大きな収穫だった。実際試してみると,Mermaid のような交度を埋め込む記法とはかくあるべきだと強く感じる。Mermaid 対応は交度記法をそのまま使った雑な実装が目立つ。言語開発者としての自信を深めることも出来た。
というか,GitHub 開発者よりデライト開発者の方が賢い証拠ではないか。つくづく不思議だったが,コードフェンスに Mermaid の素出を書いて図表を表示することを思いついた人は,コードフェンスに TeX の素出を書いても数式が表示されない理由について考えなかったのだろうか。それを平気で受け入れる人が多かったということは,それが普通の開発者の言語感覚なのか。
散らばってたのを 纏めただけ。
目次
文書が整っておらずご不便おかけします。練習 など,まとめて頂いている方もありがとうございます。非常に助かります。
デライトの記法(体系全体を「デラング」と呼びます)については,現時点で完全な文書が整っていません。利用者の方々は次のような情報源を参考にされています。
出来るだけ早く文書を整えたいと考えていますが,ご質問の記法について少し解説しておきます。
他の輪郭へのリンクは,{名前 K#XXXX/XXXX}
という形式で書きます。K#XXXX/XXXX
は輪郭固有の番号で,省略すると名前での検索ページにリンクされます。輪郭には,最初の一番大きな見出しがこれと同じ形式で表示されています。その {
や }
をクリック(タップ)するとコピーすることが出来ます。
この波括弧を {:
や :}
のように顔文字風にすると,利用者アイコンを表示することが出来ます。例えば,{デラング紹介 K#C7C6/B7FF:}
と書くと「デラング紹介」のように表示されます(詳しくはこちら)。
輪郭へのリンクは,言葉の意図をさりげなく埋め込めるように,通常はあえて目立たないスタイルで表示されます。強調記法と組み合わせることで目立たせ方を変えられます。
*{デラング K#C7C6/5967}*
のように軽い強調(半角アスタリスク1つで囲む)と組み合わせると「デラング」と表示されます。注意すべきリンクを示すことに向きます。**{デラング K#C7C6/5967}**
のように重い強調(半角アスタリスク2つ,又は全角アスタリスク1つで囲む)と組み合わせると「デラング」と表示されます。参照してほしいリンクを示すことに向きます。強調以外の文字装飾についてはこちら
https://exmaple.com のように,原則として URL はそのままリンクになります。
[外部リンク https://example.com]
と書くと,「外部リンク」というように語句にリンクを設定出来ます。
行頭に >
(全角可)か,>>
を書いた行と <<
を書いた行で挟むことで引用になります。
> 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
>>
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
<<
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
ダッシュ記法と組み合わせて出典を示すことも出来ます(参考)。
> 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
--『吾輩は猫である』
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
漢字(^かんじ)
で「漢字」のように,丸括弧内の先頭を ^
(全角可)にするとルビを振れます。漢字の場合は自動認識されますが,四字 熟語(^じゅくご)
で「四字熟語」のように,区切りたい場合はスペースを使います。
ルビ用括弧の直前が漢字ではない場合の範囲もスペースで指定します。例えば,これは かっこいい(^クール)
と書くと「これはかっこいい」となります。
ルビ記法には色々なルールがありますが,若干不具合が残っているため,現時点でこれ以上の複雑なルビ振りはおすすめしません。
デラングはすでに Markdown や Asciidoc などの類似言語を凌ぐ規模の体系になっており,ここで触れられなかった記法が多数あります。
しっかりした文書が整備出来るまではご不便おかけしますが,知りたいことなどありましたら気軽にご質問下さい。利用者の皆様からのご要望も参考にさせて頂いています。
輪郭記法で表現された {なにか K#XXXX/A-XXXX}
という形式の符号(意味符号)。輪郭記法が「書き方」であるのに対し,「書かれたもの」を指して使う。
「輪符」と略す。
輪符以外では、やはり段落が基本でしょう。デラングでは、Markdown 同様、一つ以上の空行を挟んで段落を表現します。ただし、段落途中での改行や、二つ以上の空行はそのまま反映されます(br 要素相当)。ここは Markdown 本来の仕様とは異なる所ですが、直感性を重視しました。
詳細☞希哲15年6月21日9歩
希哲15年6月21日,強調記法と組み合わせた「強調された輪符」程度の意味で使い始めたが,一つの記法になった。
*
と*
、もしくは*
と*
で圍ふと太字に出來る。
#
は6個まで。直後にスペースかタブが必要なのでハッシュタグとは衝突しない。7個以上の #
は pandoc では <p.heading>
になる。
下線方式の -
=
の個数は問わない。
段落
段落
(戻り見出し)
行頭に>
を置く。
もしくは>>
、改行、<<
で圍ふ。
行内引用は以下のように,任意の引用符内先頭に >
(半角・全角)を置く形式で実装することにした。引用符は q 要素 の quotes を使って制御する。
"> 引用文"
「>引用文」
行内引用については自然かつ混同しにくい記法をずっと探していたが,なかなかこれといったものが見つからなかった。最近では既存の引用記法を応用して >>
と <<
を使うかなどと考えていたが,まだすっきりしないものがあった。
そもそも引用符を勝手に追加する q 要素自体あまり好きになれなかった。稲妻形引用部区を考案したのも,特定の引用符を自動表示すべきではないと感じていたからだ。
やはり,どの引用符を使うかは書き手が指定出来るようにしたい,と考えた時,これに範囲指定を兼ねさせれば >
一つ置くだけで十分であるということに気付いた。
最小限の記号で直感的に理解しやすく,切り貼りもしやすく,意図も明らかだ。しいて欠点を挙げるなら,フランス語のギュメなど山形の引用符との相性が悪そうなことくらいだが,それも致命的な問題ではない。
先日の出典記法に続き,これでデラングの引用記法は出揃った感がある。
``a``
```
https://example.com
→ https://example.com
{宇田川 K#F85E}
→ 宇田川
&
→ &
--help
→ –help
```dlng
abc
```
`https://example.com` → https://example.com
`{宇田川 K#F85E}` → {宇田川 K#F85E}
`&` → &
`--help` → --help
・[x] チェック済み
・[ ] 未チェック
語1::
語1についての記述
語2::
語2についての記述1
語2についての記述2
語3::
語4::
語3・4についての記述
a > b > c >
漢字
デラングでは、以下のようにして語句にルビを振ることが出来ます。これを「ルビ記法」と呼びます。
ルビは、主に漢字に対する読みを示す「振り仮名」のために日本語組版で発展した表記法です。
「飛ばし括弧」は,綜語における約物の一つである。
読ませず,理解を助ける文を囲む。通常,丸括弧を二重に使うことで表現する。このように表現された注釈を綜語用語で「間注」(かんちゅう,英訳:internote)という。
例:山田太郎(やまだ たろう)
デラングでは、星印★(黒星)と☆(白星)を明るい色で表示させることが出来ます。これを「キラキラ星記法」といいます。
五つ星などで段階評価を表したり、輪郭の名前にしてお気に入りがわりにしたり、その他目印のために使えます。
★や☆は、特に現代日本語において広く使われてきた、日本人には馴染み深い記号です。作品名・商品名・芸名など、固有名詞に含まれることもしばしばあります。
キラキラ星記法には、端末によってデザインが大きく変わる絵文字よりもシンプルな星印を確実に表示させやすく、アイコン画像よりも写し貼りしやすいという利点があります。
デライトの軽量マークアップ言語「デラング」でも見出し記法に対応しました!
デラングでは、行をアスタリスク(*/*)、等号(=/=)、2つ以上の番号記号(ハッシュ、#/#)のいずれかで始めることで見出しを作ることが出来ます。半角・全角の区別はありません。
以下のように、これらの見出し記号の数で見出しの階層を表現することが出来ます。
* 第1階層
** 第2階層
*** 第3階層
ただし、記号を増やしても階層を飛ばすことは出来ません。最初の見出し記号の数は任意で、これが基準になります。途中で最初の見出し記号よりも少ない見出しを入れると、それが新しい基準になります。
** 第1階層
**** 第2階層
* 第1階層
** 第2階層
以下のように、記号の異なる見出しが混在しても構いません。
* 第1階層
== 第2階層
### 第3階層
ただし、一つの見出しの中で異なる記号は機能しません。
*=# これは駄目
番号記号による見出しは主に Markdown によって広く使われていますが、デラングでは #ハッシュタグ や以下のようなシェルの入出力記法との共存を計るため、見出しとして使えるのは2つ以上からとなっています。
# echo "これはシェル記法です"
これはシェル記法です
## 見出し第1階層
### 見出し第2階層
#### 見出し第3階層
当初、Org-mode 風のアスタリスクによる見出し記法のみを採用するつもりでしたが、利用者の方のご要望を取り入れ、ウィキや AsciiDoc で使われている等号による記法に対応、最終的には見送るつもりだった Markdown 風の番号記号による記法も制限付きで取り入れることになりました。
主要な見出し記法はほぼカバー出来、当初想定よりもずっと良いものになったと思います。これも皆様のおかげです。今後も気軽にご意見・ご要望頂けましたら幸いです。
デライトの軽量マークアップ言語「デラング」では、記号のダッシュを簡単に入力出来る「ダッシュ記法」と、ダッシュ記法を応用した「出典記法」も出来ました!
ハイフンを --
のように2つ連続で書くとエンダッシュ(–)が、---
のように3つ連続で書くとエムダッシュ(—)になります。ここまでは TeX 等で採用されている記法ですが、なんとデライトでは、----
と4つ連続で書くと倍角ダッシュ(──)が綺麗に表示出来ます。日本語では便利な倍角ダッシュですが、簡単に扱うのは意外と面倒でした。
さらに、このダッシュ記法と引用記法を組み合わせることで、引用の出典も簡単に記述出来るようになりました。
> 引用文
-- 出典
あるいは
>>
引用文
-- 出典
のように書くことで、以下のように表示されます。
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
デラング(デライト用の Markdown のようなもの)のコマンド記法が完成しました!
コマンドの例示に使われる一般的な表記がほぼそのまま使えます。
$
,%
,#
のいずれかの後に半角スペースをはさんでコマンド内容を記述します。
$ echo hello > /dev/null
次の空白行まではひとまとまりで扱います。出力内容も記述出来ます。
$ echo hello
hello
% su
# halt
Windows のコマンドプロンプトや PowerShell にも対応しています。
C:\>
のように書き始めるとコマンドプロンプトと認識されます。
C:\> dir
:
の前にドライブレター、後ろにパスを書けます。どちらも省略して :>
とすると >
のみが表示されます。
> dir
PS>
のように書き始めると PowerShell と認識されます。
PS> dir
任意でドライブレター、パスを書くことも出来ます。
PS C:\> dir
実は、デラング(デライト用の Markdown のようなもの)には色見本を簡単・柔軟に作れる「色見本記法」もあります!
%%(red)
で 、%%(#00FF00)
で 、%%(rgb(0,0,255))
で のように、2個以上の %
の直後、丸括弧内に CSS の色表記で指定できます。%
記号で色の配合を表現しています。%%%(red)
で 、%%%%(red)
で のように、%
1個毎に8px幅が広がります。%%`red`
で red
、`red`%%
で red
のように、コード記法と組み合わせると色表記の前後に表示出来ます。デラング(デライト用の Markdown のようなもの)に「注意補足記法」が出来ました!本文と区別しやすい注意書きや補足を簡単に記述出来ます!
これは小さな注意書きです(!
で開始)。目立たせる必要のない義務的な表示などに向きます。
これは普通の注意書きです(!!
で開始)。軽い警告などに適しています。
これは重い注意書きです(!!!
で開始)。重要事項などの表示に適しています。
これは普通の補足です(!?
で開始)。読み飛ばしても構わない程度の補足に適しています。
これはより有用な補足です(!??
で開始)。推奨事項やヒントなどの表示に適しています。
注意補足記法は、以下のように、HTML 式のコメント <!-- ... -->
から派生した記法です。種類と強調度を表す !
と ?
、区切り線を表す2個以上の -
の組み合わせで記述します。
<!--
これは編集用コメントです。表示されません。
-->
!--
*これは小さな注意書きです*(`!` で開始)。目立たせる必要のない義務的な表示などに向きます。
--
!!--
*これは普通の注意書きです*(`!!` で開始)。軽い警告などに適しています。
--
!!!--
*これは重い注意書きです*(`!!!` で開始)。重要事項などの表示に適しています。
--
!?--
*これは普通の補足です*(`!?` で開始)。読み飛ばしても構わない程度の補足に適しています。
--
!??--
*これはより有用な補足です*(`!??` で開始)。推奨事項やヒントなどの表示に適しています。
--
ラベルやアイコンの表示記法も追加予定です。
デラング(デライト用の Markdown のようなもの)に文字装飾記法も出来ました!
##太字##
で太字、//斜体//
で斜体、__下線__
で下線、~~打ち消し線~~
で打ち消し線になります。##__組み合わせ__##
のように入れ子にすることで組み合わせも出来ます。
(日本語フォントでは斜体が用意されていない場合があります)
デラング(デライト用の Markdown のようなもの)には「★」や「☆」を光らせる「キラキラ星記法」があります。 ★ や ☆ のように、スペース(宇宙)に挟まれた1個の星記号、または★★★☆☆のように連続した星記号が色付けして表示されます。
遊びのような記法ですが、目印や段階評価などの表示に有用です。ぜひ試してみて下さい!
1つだけの星と他の記号の間にはスペースが必要なので、固有名詞などに含まれる星記号は色付け無しで表示出来ます。例:『遊☆戯☆王』
デラング(デライト用の Markdown のようなもの)でも、コードや数式を扱えます!
短いコード断片は `code`
のようにバッククォートで囲むと code
のように表示出来ます。
コードフェンスは以下のように書きます(Markdown と異なりバックォートは2つ以上から認識します)。
``c
#include <stdio.h>
int main( void )
{
printf( "バッククォートは2つで十分!\n" );
}
``
結果:
#include <stdio.h>
int main( void )
{
printf( "バッククォートは2つで十分!\n" );
}
行内では $ ... $
あるいは \( ... \)
のように TeX 数式を囲むことで \(e^{iπ}+1=0\) のように表示出来ます。
$$ ... $$
あるいは \[ ... \]
のように数式を囲むことで以下のように単独で表示させることも出来ます。
デラング(デライト用の Markdown のようなもの)には、パンくずリストを作るパンくず記法、「前へ」や「次へ」のようなリンクを作る前次記法があります!
動物 > 哺乳類 > イルカ >
上のように記述すると、下のようなパンくずリストになります。
ここで動物としてのイルカについて書くことが分かりやすくなります。
前次記法は、前ページや次ページはもちろん、年号や世代、シリーズ作品など、「前」と「次」の関係のあるもの一般に使える記法です。
<- 前へ
と書くと
と表示されます。
次へ ->
と書くと
と表示されます。
<- 前へ
次へ ->
と一緒に書くと
と表示されます。
<- 前へ
次へ ->
次へ ->
と並べると
と表示され、枝分かれを表現できます。
デラング(デライト用の Markdown のようなもの)にはキーボード記法もあります!
[_A_]
で A、[_Ctrl_]
で Ctrl のように表示されます。
ショートカットキーの覚え書きやキーバインドの研究にもぜひ!
+{他の輪郭 K#/XXXX}
や
+K#/XXXX
のように書くと他の輪郭の描写を展開出来ます。輪郭の内容を部品のように組み合わせたり、共同編集などにも使えます。
他の記法との組み合わせは調整中であり、挙動が変わる可能性があります。
デラング(Delang)は、デライトへの書き込み(描き出し)に様々な機能や装飾を加える記法を定めた簡易マークアップ言語です。
(草稿)
デラング(Delang)は、デライトへの書き込み(描き出し)に様々な機能や装飾を加えさせる記法を定めた簡易マークアップ言語です。
例えば、**簡易マークアップ言語とは?**
と書けば、「簡易マークアップ言語とは?」と星印で囲んだ語句が強調されます。このように、人間が読み書きしやすい簡単な目印で書き込みに様々な役割を与え、それに適した機能や装飾を加えさせるための記法を定めたものを「簡易(または軽量)マークアップ言語」といいます。
同じ強調を<strong>簡易ではない</strong>
と書く HTML のような簡易ではないマークアップ言語や、特定のアプリでしか人間が読み書きできない形式に比べて、直感的な記法で手早く書くことができ、内容全体が把握しやすくなる利点があります。
世界的に普及している同種の言語に Markdown や AsciiDoc があります。国際的な掲示板やブログ、ウィキ、メモアプリ、その他情報共有サービスなどでは、こうした言語を利用することが近年一般的になりつつあります。
デラングでは、「意味を書く」(輪郭記法)というデライト独自のコンセプトを中心に、同種の言語はもちろん、MediaWiki(Wikipedia)、TeX、Org Mode など様々な実績あるツールの優れた記法を取り入れ、よりよい言語を目指して日々改良を重ねています。
また、英語圏で発達した主流の言語には無い特徴として、日本のネット文化に適した段落・改行記法、全角記号や日本語の約物への対応、ルビや倍角ダッシュの入力支援など、日本語との親和性を重視していることがあります。
例えば、これなどが参考になる。
[_CTRL_]
と書くとキーのようになる
CTRL
★★★☆☆
★★★★☆
のように星を連続させるか ★
のようにスペースで星を囲むことで使うことができる。
1行の場合: > 引用文
複数行の場合: >>↩︎引用文↩︎引用文↩︎<<
aaa
bbb
注意書き
とか
注意書き
とか
!--
テキスト〜
--
書き方はこの輪郭で知った。
例↓
小さな文字での
注意書き
コメントっぽく
補足っぽく
!?--
コメントっぽく
補足っぽく
--
---
上に改行を置くのがコツ。
これや'–'や'—'と書くと水平線になりますのお陰で分かった
ルビは(^ ルビ)
のように書く
実験(^じっけん)
)ナチュラルに上の見出しでやっている。上の画像の説明は埋め込みであれの内容を表示させているのである。
+{あれ K#3FD3/A672}
のように使う。
これまで「埋め込み記法」は渡括記法の一般向け名称としていたが,渡括記法の上位概念とすることにした。
「外部言語の埋め込み」を担う交度埋め込み記法の考案によって,これまでの渡括,すなわち「外部利素の埋め込み」に留まらない役割を持つようになったことが決定的だった。
概念として多くの人にはまず伝わらない「渡括」(トランスクルージョン)の代わりに「埋め込み」という表現を使うようになったが,これはこれで具体性に欠ける表現なので,結局「渡括記法(埋め込み記法)」のように併記せざるをえないという状況が続いていた。
妥協に過ぎなかった「埋め込み」という概念の曖昧さ,抽象性が交度埋め込み記法のような応用を可能にしたとも言えるので,むしろ積極的にこの抽象性を利用すべきではないかと考えるようになった。+
もどちらかといえば埋め込み一般に使うのが相応しい記号だ。
これで一般向けにも分かりやすい「埋め込み記法」を堂々と使えるようになり,すっきりした。
交度記法と埋め込み記法を組み合わせた「交度埋め込み記法」(仮称)の方針をまとめて終了。
例えば,Mermaid を埋め込みたい場合,以下のような書き方になる(交度部区記法は「逆括点2つ以上」にする予定)。
+``mermaid
...
``
あるいは
+mermaid``
...
``
最近,デラングの Mermaid 対応についてぼんやり考えていたが,場当たり的な拡張はしたくないので,「外部言語による表現を埋め込む汎用的な記法」がまず必要だと感じていた。
GitHub の Mermaid 対応という話題を目にしたことがきっかけで,これが急速に進展した。GitHub も含め,Markdown での Mermaid 対応は,いわゆるコードフェンスをそのまま使った記法の採用例が多い。これは私が嫌だった「場当たり的な拡張」そのものだった。
コードフェンスは,「交度を提示する」記法であって,単に交度が書ける記法ではない。そうでなければ従来の用法と矛盾が生じるのは明らかなので,これは言語設計として悪手としか言いようがない。
ただ,その愚かさが瀕答にもなった。つまり,深く考えなければ,多くの人にとって交度記法は違和感なくこの種の記法に応用出来る,「直感的な記法」であるということだ。
もう一つ,逆括点の代わりに,埋め込み記法の拡張として以下のように書けたらどうか,と考えていたことも瀕答になった。
++mermaid
...
++
これは何かと整合性に難があったが,役割として埋め込み記法が一番近いとは感じていた。この二つを組み合わせればいい,と気付いて出来たのが今回の「交度埋め込み記法」だ。
言語名は逆括点の前でも後でも大きな違和感はない。前に付けられるようにした方が,行内交度記法で応用しても一貫性がある。
交度埋め込みの先例として KaTeX による数式記法があるが,これは以下のような交度埋め込み記法の特殊形とみなすことが出来る。
+katex``
...
``
行内でも使える: ++katex`...`++
さらに,これは色見本にも応用出来る可能性がある。サービス・通類によっては,行内交度記法で色符号を書くと自動的に色見本を付加するものがある。
流石にそれはお節介過ぎるが,「色見本記法」があるといいとはずっと思っていた(希哲15年3月31日1歩)。例えば,++`#000000`++
で色見本が出来てもいいかもしれない。