KNEST 隠しについての実装・作業方針検討(5歩),第二次知番改良,自我知番省略機能実装。
昨日寝る前から KNEST 隠しに使う出与え構造について考えていたら,朝起きた頃には考えがまとまっていた。これで KNEST 隠し実装も本格的に再開出来る。
kn opn
(o
)についての検討,画像ビューワー選びを一段落させて終了。
昨日寝る前に思い付いた kn opn
と o
だが,これを機に SLFS にも画像ビューワーを導入しようと思い情報収集や試用に時間がかかった。
人気の nomacs や Geeqie は引装が面倒過ぎたので断念。Mirage は簡単に動かせたが WebP に対応していない。見落としていた ImageMagick の display
は単純なのは良いが使い勝手に難がある。最終的に feh の feh -. –start-at
が丁度良かった。
ただ,GIF 動画に対応していないという問題があったので,これは firefox –new-window
で凌いでおくことにした。写真と違い,GIF 動画は主に kn capt
の結果を確認したいだけということが多いため十分か。
軽量マークアップ言語に関する予備知識の無い入門者にもその意義を伝えつつ,デラングの特徴を表現する難しさがあった。
ここで「軽量マークアップ言語」という翻訳語の限界を感じ「簡易マークアップ言語」を使うことにした。
前日に思いついた時は,独自用語のようになるとかえって理解が難しくなるかもしれないと思ったが,英語版 Wikipedia では〈simple markup language〉が〈lightweight markup language〉の同義語として掲げられていることもあり,こちらの翻訳語として採用することにした。
寝る前になって閲覧専用模動についての考えが急速にまとまった。
各輪郭を,閲覧専用に余計な装飾・機能無し(輪郭であることを意識せずに読めるような形)で表示出来るようにする。デライト文書のために考え始めたが,広く有用なものなりそうなので汎用的な設計にしておく。
(「公式模動」や「正装模動」という名前も考えたが,翌日のまとめ時点で,平たく「閲覧専用模動」とした)
いまデラング文書を K#F85E の描出として書いているが,これをどう公式文書として見せるかという課題があった。
kind() の技法で描写を埋め込むこと自体は簡単だが,輪符の扱いが面倒だった。
ここで,デルン最初期の構想が蘇ってきた。もともと,デルンでは通常の輪括弧と二重輪括弧で輪符の目立たせ方を変え,ズームするようにボタンで表示水準を切り替えられるようにする,という機能の構想があった。アイコンには {} や {{}} といった記号を使うことを考えていた。
この考え方が閲覧専用模動にそのまま使えた。この時のために取っておいた二重輪括弧をようやく使える。閲覧専用模動では,通常の輪符は無視し,強調輪符と多重輪括弧のみを輪結にする。
最近,輪符の輪括弧を表示させる記法として二重輪括弧を使おうかと考えていたが,全知検索では二重輪括弧を括弧付きで表示する。閲覧専用模動でも括弧付きで表示したい場合のために三重輪括弧も使えるようにし,これを「多重輪括弧」と呼ぶことにした。
さらに,輪結先も閲覧専用模動にしたい自我を指定出来るようにしたり,特定知番を別 URL に変換出来るような仕組みがあれば,任意の自我で描いた輪郭を違和感なく公式文書にすることが出来る。
全知検索から閲覧専用模動への移行は,各輪郭中景部の丸みのある部分に三角形のアイコンで輪結を置くのが分かりやすそうだ。
これで K#F85E で心配せずデライト文書を書き進められる。