設定ページ整備,エクスポート機能実装からの改行交度正規化についての検討・修正作業で終了。
KNEST では,入力を適宜正規化することにより,原則として改行交度を LF として扱うことにした。これまで曖昧だったため,出場の dln
にも LF と CRLF が混在しており,Dex での処理前にいちいち正規化していた。出場の CRLF は置換し,描出時に正規化することにした。
libxtd の HTTP ライブラリの仕様にすることも考えたが,低層でいちいち厳密な検査などをしていると必要性に対して高コストになる。必要な場面は限られているため,KNEST で扱うべきと判断した。改行交度正規化用の Dex::nmlz_v()
は KNEST::nmlz_v()
に移動した。微妙に使いにくい位置にあり適当に写し貼りして使っていたのですっきりした。
改行交度の仕様を決めておく必要があるエクスポート機能実装がきっかけとなったが,これで将来的な混乱も防げ,多少無駄な処理も削れた。
領下手定め環境では置換・交度修正・手定め済みだが,急がないため未出振るい。
エクスポート機能では LF で決め打ちにするつもりだったが,仕様の見通しも良くなったので CRLF を選択出来るようにすることにした。
Windows 向けの CRLF と Windows 以外向けの LF として,用影で簡単に初期値を切り替えておけば十分だろう。
なぜ混在していたのかと思ったら,フォーム送信では CRLF,XMLHttpRequest
では LF というややこしい仕様の違いがあったらしい。前縁ではある時期から XMLHttpRequest
を主に使うようになっているため,実装の変化によるものだろう。