イギリスのイングランドで話されていたイングランド語(イングリッシュ)に由来する国際語。18世紀からイギリスとその旧植民地から発展したアメリカ合衆国が超大国として世界を牽引したことにより,現代を代表する国際語となっている。
本来「イギリス」(英吉利)はイングランドを意味する語であり,「英語」もイギリス語ないしイングランド語と解釈できるが,こんにちでは国際語としての意味合いが強いため,「イギリス英語」や「イングランド英語」(English English)というように国名とは切り離されている。
ヨーロッパの言語の例にもれず,ギリシャ語やラテン語の影響を強く受けているが,ノルマン・コンクエスト以後(中英語),フランス語の影響も強い。