希哲館による日本語史上最大の翻訳語体系。
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宇田川浩行
{表層の文体}{深層の文体}{中層の文体}{希哲18年9月7日}{文章の種類毎}{統合していく}{選択していく}{私的な文章}{文章毎}{自分の文体}(61)宇田川浩行
{希哲18年9月7日の日記 K#F85E/0758-54E4}
黄金日。
書きたいことが山積しているので一日一文の時間を取りたいが，なかなか出来ていない。
今年の一日一文の再開から，自分の文体，特に希哲館訳語を中心とした言葉選びについての意識が変わっていることなどについて考えていた。これまでは深層，表層，あるいは中層と，文章の種類毎に文体を切り替えることを考えてきたが，少なくとも私的な文章では，一つ一つの語を臨機応変に選択していくようになり，希哲館訳語を使うべき文章と使うべきではない文章を意識することがほとんどなくなった。
一般向けでも希哲館訳語を使って問題ない文脈・部分というのはあるし，むしろ全く使えない訳語であっては翻訳事業の意味がない。希哲館訳語を自然に統合していくことで文体もかえってすっきりするし，更に洗練されるだろう。
{斜}{読まれない}{暫定採用}{しゃふ}{希哲18年3月16日}{希哲10年}{希哲館訳語}{中等訳語}{スラッシュ}{符}(10)宇田川浩行
{斜符 K#F85E/2510-042F}
（しゃふ）
傾きの方向が分からないという理由で「左斜」などを検討したこともあったが，いずれにせよ直感的とは言い難い。斜体のように，向きは慣習上自明なので問題ないと判断。「切符」の方が直感的だが，「きっぷ」としか読まれないだろう。
{上等訳語}{希哲館訳語}{希哲9年4月14日}{希哲9年の希哲館訳語}{冒険訳}{上等訳}{又}{メタ}{『綜語辞典』}{素描}(10)宇田川浩行
{又〜 K#F85E/4DC5}
（また）
宇田川による接頭辞「メタ」（meta-）の翻訳語。漢字「又」は片仮名「メ」と「タ」の合字にも見える。希哲9年4月14日考案。
又請け・又貸し・又聞きのように間接の意を表す接頭辞でもあり，繰り返しを意味することから自己言及の意に相応しい（「哲学の哲学」→又哲学）。
{練}{上等訳語}{陶}{トレーニング}{希哲館訳語}{注陶}{とうれん}{希哲12年8月2日}{上等訳}(9)宇田川浩行
{陶練 K#F85E/4686-0DA3}
{希哲館訳語}