{希哲19年1月23日の日記 K#F85E/0758-68F7}
宇田川浩行黄金日。
風邪もごく初期段階で封じ込めに成功したので,久しぶりに陶練の再開も出来た。
最近,緩やかな砂糖断ちのおかげか食事をゆっくり楽しめるようになってきた。砂糖で麻痺していた味覚が正常化したのかもしれない。砂糖断ちを始めた頃から怪しくなっていた胃腸の調子も正常化してきた。
健康に特効薬は無いということは分かっていたが,砂糖のように害を無視できる毒薬も無いということは見過ごしがちだった。ここに来て第六次生活習慣改善が急速に進展したことで,網羅的な観察と改善の重要性を再認識している。そのためにも,今日から日記・副日記も完全な形で再開することにした。昨年9月23日を最後に覚え書き中心になっていた。生活律動の乱れの現れだろう。
最近の大きな心境の変化として,恋愛における「超理想主義への回帰」を認識した。「超理想主義」という概念を思い付いた希哲13年の心境に似ている。
昨年12月7日の日記にも書いているように,昨年中頃,第二次外見黄金期に入るあたりまで,私の恋愛観はかなり現実主義に振れていた。この際,理想通りという所が何一つ無い女性でも,希哲館事業に付いてこれさえすればいいんじゃないかとすら思いかけていた。年齢的なこともあるし,轟きまでの「恋愛期限」のこともあり,もう贅沢を言っていられる立場ではない気がしていた。頭の整理が追いつかない過充実のせいもあったが,自分史上一番弱気だった。
しかし,轟きへの自信の高まりが,様々な面で急速に理想主義を引き戻していた。その中で,恋愛現実主義だけ釣り合いが取れないものになっていた。足枷であり,不協和音だった。昨日,「輝きの最大化」という表現を思い付いた時,これまでその輝きのためにかけた時間と年齢への肯定感で満たされた。もう少し贅沢を言っていたい。まだ十分時間はある。