あまり書きたくないくらい,滅多に見ない最悪の悪夢で目が覚めた。部屋の中で机を持ち上げて動かしていたら,花らしき犬にぶつけそうで少し不安を感じた。途中,何か文房具のようなものが引き出しから落ちた。大丈夫だろうと思って机を置く。姪らしき赤ん坊が地面に近い揺り籠のようなものに寝ていて,「はり」がどうと拙く喋っている。見ると,顔中に手縫い針のようなものが深く突き刺さっている。まだ命にかかわりはないだろうと針を抜いていくと,どんどん赤ん坊の顔が青ざめていく。助けを呼ぼうと抱き抱えて部屋を出たところで目が覚めた。
こんなにぞっとした夢も,目が覚めて安心した夢もなかなかない。