Cμ 文字列処理改良,rgx_T
の置換道手の引数順序変更。
あとは rgx_T::rpl()
の引数順序変更で rgx_T
の置換道手の引数順序変更は完了だが,これまでの道手の呼び出し箇所が Dex のごく一部に限られていたのに対し,.rpl()
は Cμ 初期からあちこちで使っている置換道手なので,少し複雑な作業になる。
まず,いったん .rpl()
を適当な名前に変えて無効化し,呼び出し箇所を引数順序変更済みの .rpl_glb()
あるいは客体表現に置換するか,正規表現・客体表現を使うまでもない処理なら s_T
の補助函数に置換する。現時点で .rpl_glb()
は .rpl()
の冗長版に過ぎないため,置換したままにしておいて問題ない。交度整理をしていけば自然に戻るはずなので,あえて再置換はしないことにした。
置換作業に入る前に,作業に必要な s_T
の補助函数整備も必要だが,既存の「類型化正規表現」(rgx_x_T
)の置換道手も旧式の引数順序にならっているため,まず最初に客体表現(ojx_x_T
)への書き換え作業を済ませることにした。rgx_T
を直接使った交度から類型化正規表現への書き換え作業が想定より遅滞していたことが幸いして,現時点で類型化正規表現は多くない。
いずれにせよ,正規表現の総点検や客体表現への書き換えが必要な時期であり,保守性と効率性の大きな向上が見込める良い機会だ。