「日本はどう逆転するか」を書き上げることに専念した日だったが,このデルン史上最長文のおかげで,いくつか開発上の進展もあった。
仕様を決め兼ねていた字数計だが,描写選り手を開いた時にソースの字数計を表示し,閉じた時にデラング処理後の字数形を表示するというのが良さそうだ。これなら実装も容易で,無駄なく表示出来る。
「日本はどう逆転するか」の字数が気になったことが糸口だったが,字数形は地味ながら需要の高い機能なので,それなりの収穫だった。
描写選り手の字間調整。描写選り手では letter-spacing: normal を採用することにした(10歩)。
表組み記法との相性の問題もあったが,行数が節約出来,知番のような記号列が間延びしないなど利点も大きいことに気付いた。
描写選り手の字間調整から URL(a.URI)の字間を無くしてもいいことに気付き修正。視認性のため等幅フォントにしてもいいかと思ったが,フォントによっては変に目立って読み流しにくいため,プロポーショナルのままにしておいた(読みやすくしたければ選り手を開けばいい)。
URL を含む描写の可読性は以前から気になっていた問題で,復号化したり,長い URL を省略したりする必要があるとは考えていたが,これは盲点だった。