昼頃,ネットの接続不良が多発した。最初は通信障害かと思ったが,挙動的に Wi-Fi の問題か。特に路定機も子機も配置は変えていないが,iw
で確認したら若干信号強度が落ちていた。外部アンテナの角度を変えたら安定した。T4U Plus 導入後初めての不安定化だったが,本体の問題でなければ自宅内の電波環境に変化があったのかもしれない。
{希哲16年4月6日の整清 K#F85E/E74C-8B45}
宇田川浩行{希哲15年10月26日10歩 K#F85E/E74C-3205}
宇田川浩行Archer T4U Plus が USB 3.0 対応なので USB 3.0 ポートが使えればと思ったが,とりあえず他のポートで USB 配線整理を済ませておいた。
T4U Plus の設定作業を始めた13時頃から22時過ぎ現在まで,T2U Nano で見られたような不安定化は一度も見られず,非常に快適に使えている。もう数日は様子を見たいが,これがほぼ完成形だと思って良さそうだ。
- これまで T2U Nano を挿していた筐体前面下段左は,臨時用途で空けておくことにした。
- 印刷機を挿していた筐体背面上段左に T4U Plus。
- ハブを挿していた筐体背面上段右に印刷機。
- 1つだと思い込んでいた筐体背面中段のポートが2つあったので,左にハブ,右を外付け光学ドライブ・外付け HDD 共用。
全体的に各周辺機器の配置に近く,抜き挿し頻度の高いポートは手の届きやすい位置に来るようにと,合理的になった。各機器動作確認済み。
{希哲15年10月14日5歩 K#F85E/E74C-884A}
宇田川浩行以下のような配置で綺麗にまとまったため,いったん終了。これまで特に配置を決めず,適当に挿していたので清掃後の復元も面倒だった。今後はこれを叩き台に調整していく。
- 一番安定している筐体前面下段2つの USB ポートには,奥から無線 LAN 子機,外付け光学ドライブと外付け HDDの共用。外付け HDDはたまにしか使わないので使う時だけ挿し替える。
- 筐体前面上段2つのポートはまともに使えたことがないので空けておく。
- 筐体背面上段2つのポートには,奥からハブ,スマートフォン。ハブにはキーボード,テンキー,マウスなど入力装置をまとめる。
- 筐体背面中段1つ(赤)のポートに印刷機。
- 筐体背面下段2つの USB 3.0 ポートは動作不良を起こすことが多いため空けておく。
{希哲15年9月28日の整清 K#F85E/E74C-9B6A}
宇田川浩行譜類整理
ls
を打ちながらというのも辛いので,SLFS にも何か譜類管理系を導入することを考えた。以前よく使っていた Thunar を入れようかと思ったが,極力依存性の低いものがいい。しかし,単純で引装しやすいものがなかなか見つからなかった。
結局,Dired を使うことにした。開発作業の流れでは日常的に使ってきたが,こういう視点で使うことはあまり無かった。
テンキー
26日の整清でなんとなくテンキーを HHKB の右上に配置してみたが,これがなかなか良い。
これまでマウスの右側に置いていた。いまいち活用出来ず,ほとんど触らなくなっていた。
携帯抜控 DVD ケース
携帯抜控 DVD ケースも26日の整清で配置を整理してからまた使えるようになり,日次抜控がやりやすくなった。日次抜控で使うことにしたものの,いつの間にか使わなくなった。
ほか
{希哲15年9月1日の日記 K#F85E/E74C-7706}
宇田川浩行実装作業もそれなりに捗ったが,頭の整理もだいぶ進んだ一日だった。幸先が良い。
組計整理が進み,当面の組計の見通しはさらに改善,気持ちにも落ち着きが出てきた。
デライト市場戦略にも大きな進展が見られ,より一貫性が高まった。
なんとなく対 Facebook 戦略について考えていると,用者数30億人に迫る Facebook に勝つのに50億人や100億人を目指すのはあまり賢くないな,という思いが沸き起こってきた。
大きな風船(量的大国)には小さな弾丸(質的大国)をぶつけるしかない,というのはジパング計画で考えてきたことだが,デライトに関しては,量より質という考え方を徹底出来ず,まだ爆発的流行による成功という可能性を捨て切れずにいた。
超高効率経営があり,安定拡大戦略があり,書き手・読み手の能力に大きく依存する文字献典を重視し,日本と日本語を重視し……と,全体として量より質を志向すべき環境は整っていた。現に,いまデライト運営が楽なのは,異常なまでに知的好奇心旺盛でリテラシーの高い日本人用者しか寄り付いていないからだ。国内外から無闇に用者をかき集めていたら,いまごろ破綻している。
輪郭一覧にあるデライト広告も,どちらかといえば一見よりも描き手向けになっている。初期に配置を決めてから何度も再検討はしたが,ほとんど動かしようがなく,結果的にこうなっている。輪郭そのものに対して広告を付けると,単純に描き手・読み手双方にとっての快適性を損うという問題もあるが,扇情的な内容が増えれば増えるほど収益が上がる構造になり,信頼性とモラルの低下を招きかねない。
これだけの条件が揃っていながら,まだ揺らぎがあった。問題は,こんな広告で十分な収益を上げることが可能なのか,確証が掴めていないことだった。これについては先月実証され,最近では,全知検索を使い込んでくれる重用者をいかに増やしていくか,という意識が高まっていた。これが最後のピースだった。
ここからは,デライト市場戦略でも,量より質,広さより深さという考え方を徹底していくことにした。デライトが知能増幅メモサービスとしての完成度を高めていけば,用者は必ず後から付いてくる。日本語圏の限界に達する時には,世界中の人が日本語を学ばざるをえないだろう。
{希哲15年3月27日の開発 K#F85E/E74C-1FE0}
宇田川浩行主に共有ボタン実装。
想像以上に確認・調整しなければならないことが多く手間取ったが,それでも OGP 対応作業開始からわずか2日で納得出来る形になった。
予定通り,採用サービスは Facebook,Twitter,LINE,はてなブックマーク,Pocket。日本国内で利用者数の多いサービスをより共有ボタンに近付ける形で配置した。
Web Share API に対応していれば省略記号(...)が表示され,それを押すと端末ネイティブの共有機能を利用出来る。省略記号の画像には全知検索ページャーに使っている ell.x2.png がそのまま使えた。Android と iOS で動作確認済み。
当初,不揃いな各ボタンを整然と並べるために四分円を使い,横長の Twitter と Facebook,正方形の LINE とはてブ,最後に Pocket,と三段で構成することを考えた(扇形共有ボタン部区)が,これは廃案とした。試してみると意外と悪目立ちしたため別の領当てを模索していたところ,二段目の余った左余白に Pocket と省略記号を並べれば綺麗にまとまることに気付いた。
例えば同じ形状でモノクロにするなど,よくあるアレンジを加えようかとも思ったが,各サービスの利用規約に抵触する可能性がある上,用者にとっては一見して分かりにくいものになりがちなので,公式のものをそのまま利用することにした。
各サービスの徹案に依存する格好にはなるものの,Twitter は Facebook に合わせているのだろうし,LINE が正方形ボタンを変える理由もなく,はてブは柔軟性があるのでそれなりに安定して使える領当てではないかと思う。
用合いとしては,共有ボタンへのマウスオーバーで小窓を開き,小窓からのマウスアウトで閉じるようにした上で,タッチ端末向けにクリック(タップ)での開閉も出来るようにした。触り心地も良好だ。
{後景記号 =} について K#F85E/E74C-1BB1}
宇田川浩行ご質問ありがとうございます!
記号 =} は,輪郭間の関係を表す記号で,「後景記号」と呼んでいます。逆向き {= は「前景記号」ということになります。
以下の図を見て頂くと分かりやすいのではないかと思いますが,「立体階層構造」とも言える輪郭同士の入れ子関係は遠近関係でもあります。つまり,親輪郭は前景(手前)で,子輪郭は後景(奥)に配置されているというイメージです。
親子というのは便宜上の表現で,正式な用語としては前景・後景といいます。一覧では三層になっていますが,中間のものは中景と呼びます。
この記号は,どちらかというと不等号や集合の記号のような数学記号のイメージで昔考案したものです。単純に連想関係を表す矢印のようにも見えるので分かりやすいだろうと思いました。
ちなみに,引き入れ関係は「輪括」(リンクルージョン)と呼びます。希哲館訳語で輪結(リンク)と引括(インクルージョン)の合成です。この二つの性質を合わせ持っていることを表現しています。
このあたりの用語・記号はまだ整備途上なので,将来的には変わる可能性もあります。
逆向きの方が直感的というのは新鮮なご意見だったので参考になりました。今後の検討材料に加えさせて頂きます。