最新の状況を整理・総合してみた結果,また10月中旬まで開発に専念出来る可能性が出てきた。まだいくつか不確定要素があるが,新生デライトの完成の短期実現も含めて選択肢が増えた。
それと同時に,一気に気分が軽くなった。ここ数日の疲労感の正体は,無意識に思考力がこの問題に奪われていたことによる脳疲労だったのだろう。
これも物凄い幸運ではあるが,似たようなことがあり過ぎて,もうどう驚いていいのかも分からない。
この日も少し疲労感が強く調子が出るまでに時間がかかったが,一昨日から続くこの疲労感の正体は分かった。
やはり,身内に関するわだかまりがまだ残っている。昔からずっと引きずっていることではあるが,久しぶりに叔父の顔を見てからまた再燃したのだろう。今朝,それがはっきり分かる夢で目覚めて確信した。
いずれにせよデライト収益乗軌化を果すことが必要だが,この問題の解消に向けて行動することを決意した。最近の成功体験もある。祖父母もそれを望んでいるに違いない。
最近,デラング整備を中心とした黄金循環が出来ているように感じる。全知検索を中心としていた黄金循環を「第一次黄金循環」として,これを「第二次黄金状態」とすべきか考え始めた。「第二次快調期」とも被りそうだ。
実質的に休養が取れていないことが分かったので,少し利楽して早めに休むかと思ったが,寝支度をする頃に脳爆発が起きてしまった。
領下手定め環境での開発者通類梱装がすっきりしたところで,<!DOCTYPE html>
がなくて後方互換模動になっているという警告が出ていることに気付き,調査。
結局,Firefox の AutoPagerize Advanced,Chrome の AutoPagerize が <iframe>
要素内に表示する HTML に DOCTYPE 宣言 が無いことによる問題だった。よく読めば拡張機能から出ている警告であることは分かるが,勘違いの重なりで気付くのに時間がかかった。
まず,デライトが出力するソースを見ると,以下のように不自然な出力になっている。これは特に問題ではなかったが,ここでデライトの出力に何か混入しているのかという勘違いが発生した。
<!DOCTYPE html><html lang="ja-JP">
<head ...
ただ,試しにここを修正しても警告は消えないし,全知検索の検索結果によって警告が出たり出なかったりする。ここで AutoPagerize Advanced の問題かと気付きかけたところで,Chrome でも同じ警告が出ていることを確認。これで「拡張機能の問題」という考えが飛んでしまった。だいぶ前に Chrome にも AutoPagerize を引装していたことを忘れていた。
小一時間悩んだ挙句,Firefox の警告に表示されている loading.html
をクリックしてみて正体が分かった。これも一見内部処理関連っぽい名前なので見過ごしてしまった。
今日も顔色・気分ともにすこぶる良かったが,夕方近くまで作業に集中出来なかった。昨日から続いている不思議な感覚の正体が掴めず不安を感じ始めた頃,身体感度の鋭敏化が見られたことから第三次黄金状態の回復を自覚した。そうと分かったところで,焦らず,じっくり調子を整えることにした。
6月7日にも似たことがあった。当時もやはり多少のゆとりが出来て生活律動矯正を続ける中,数日前から思考が散漫になっていた。このあたりは何か法則性が見出せそうだ。
7月に入った頃から生活律動が乱れ始め,そのまま8月12日には律動的集中生活に入ってしまったが,それまでに生活律動と進捗を極めて高い水準で両立出来るという経験を得ている。当時よりずっとゆとりのある今ここで第三次黄金状態を取り戻せたのは,「もう一つの金風」と言っていいほど大きな追い風だ。
これまでの経験からすると,やはり第三次黄金状態には規則正しい生活が必要なのかもしれない。生活律動が崩れていると状態を冷静に認識するのが難しいということもある。
第三次黄金状態への移行ははっきりと分かるが,失ったことは麻痺に近い慣れもあり自覚・把握しにくい。明らかに調子が悪いという日は稀で,落ちても第一次黄金状態程度に調子が良いことが多い。これは前回の回復から課題と感じていたため,「自覚があること」を定義に加えることも考えたが,定義の整理に時間がかかりそうなので見送っていた。
これに関しては,定義よりも記録の仕方を見直すことにした。これまで30日間の観察をもって日常化とし,以後は異常の自覚が無ければ特筆してこなかった。今後は毎日,「第三次黄金状態」などの状態名や具体的なことを体調記録に書いていくことにした。同じ記述の繰り返しでも,「特に異常無し」よりは具体的な方がマシだろう。こうすれば状態をどう自覚しているかは記録に残せる。
日記は形式化したくないので何を書くか厳密に決めはしないが,出来るだけ,一日の感想を詳しく書いておくことにした。
ここからは,黄金生活をどこまで持続出来るかだ。そのままデライト収益乗軌化へ繋げられれば,まさに知の黄金郷ジパングの樹立となる。
今週に入り,ますます状況は良くなる一方……なはずなのに,妙に気分が晴れなかった理由について考えていた。
やはり,デライトの早期成功,引いては希哲館事業の成功がもはや夢ではない,というのがかえって重いのだろう。希哲館事業は「人類史上最大の事業構想」なのだから,営利事業として成功することなど歴史的偉業であって,そう簡単に行くわけがない……そんな言い訳も開き直りももう出来ない。思えば気楽なものだった。
いまの希哲館事業は,努力次第で十分経営的な軌道に乗る状態だ。それが出来ていないということは努力不足だということだ。最近,デライトの運営状況に対する自分の見方も厳しくなっているし,あれもこれもしなければと気持ちが逸り,それに追い付いていないことに,これまで感じたことのないような焦りや悔しさが込み上げてくる。
希哲館事業が負っている社会的責任のようなこともよく考えるようになった。これまで全くと言っていいほど利益を生み出さなかった事業にこれだけの時間を注ぎ込んでこれた裏には,身内はもちろん,間接的にも社会にかけてきた多大な負担と迷惑がある。その歴史も,元を辿れば,かれこれ四半世紀になる。希哲館事業の成功以外では返せない借りだ。
そんなことを考えていれば,否が応でも気分は重苦しくなるし,無意識のうちにも自分を追い込みがちになる。ここからデライト収益目標達成までが一番苦しい過渡期なのかもしれない。
ただ,過度な緊張感は百害あって一利なしだ。無駄な心理的負担で能率が落ち,判断を誤らせる。ここからは休息もしっかり取り,意識的に心身を利楽させることにした。この状況で適度な緊張感を保つにはそれくらいで丁度良いだろう。睡眠時間も平均的に短くなっていたため,まずは十分な睡眠を取ることから意識していく。
なんにせよ,得体の知れない感情の正体が掴めたことは大きな収穫だった。
デライト・アイコン集制作に没頭した。ここに時間をかけ過ぎているような気もしていたが,自分の想像を越える品質のものが出来つつあり,これは仕方ないなと思えるようになった。
デライト用合い改良が終わらないまま北極6丁目は終わるが,不思議と清々しい気分だった。
16日から長期戦の可能性は捨て,今月中に決着をつけるか来月まで時間を稼ぐかで迷いが残っていたが,いずれにせよ月末までは短期集中生活を続けることにした。
よくよく考えてもみれば,今月中にデライト収益化が実現出来なくとも,デライトを万人が納得するものに出来ればいくらでも道は開ける。短期決戦に臨む以上,今やるべきことはそう変わらない。
これまでの様々な収穫と手応えに加え,やはり「最後の壁」の正体が掴めたことで十分な現実感を得られるようになった。デライトの成功はもはや幻想ではない。