昔から,日本人は海外から来ないと新しいものを受け入れないみたいな話はあるが,不気味の谷のような心理もあるのだろう。近いと感じるとかえって粗が気になるというか。
{あれ K#F85E/E74C-AF54}
宇田川浩行{あれ K#F85E/E74C-79D6}
宇田川浩行{あれ K#F85E/E74C-8CB1}
宇田川浩行{あれ K#F85E/E74C-0246}
宇田川浩行{希哲15年11月27日の日記 K#F85E/E74C-0E26}
宇田川浩行一昨日考えた関宿町までの日帰り自転車旅行の小手調べに,河原のあたりまで走ってきた。昔,こんな河川敷に母が連れてきてくれた記憶が微かにあったが,それが江戸川河川敷緑地だったと分かってすっきりした。
道中,黒い影が映り込む不具合のある Galaxy S8 のカメラでも撮りたくなる素晴らしい景色が色々あったので,少し撮っておいた。
昨日カメラについて色々考えて久しぶりにカメラ熱が上がっていたところだが,いずれにせよスマホカメラをこの状態にしておくわけにはいかないと撮りながら感じていた。経験上,コンデジでも常に持ち歩くのは辛い。ふらっと外出した時など,スマホカメラに頼らざるをえない場面は多々ある。
ここで,「カメラのための機種変更」という選択肢が急浮上した。
Galaxy S8 も一応希哲11年(2017年)当時の高級機種なので悪いカメラではないが,まだおまけの域を出ない印象だった。特に夜景はまるで駄目で,希行の寸写用カメラとしては頼れない性能だった。複眼化などでスマホカメラの高性能化が目立つようになってきたのが S8 発売の翌年頃からで,高級コンデジや一眼レフに劣らない存在感が出てきたのはここ2年くらいのことだ。
その雰囲気だけはなんとなく感じ取っていたが,実際,高級コンデジの購入を検討した後で同価格帯の最新スマホをカメラとして見ると,携帯性はもちろん,ネット・GPS 連携,補正・編集機能などを含めた総合力で全く見劣りしない。それどころか,寸写用カメラとしては理想的ですらあるように思えてくる。
機種変更については,Galaxy S8 が電池膨張を起こしてから検討したが,決め手がなく保留状態だった。元々携帯電話嫌い・スマホ嫌いで,S8 から渋々スマホを使い始めてからも性能に依存するようなことはほとんどしていない。S8 をリフレッシュ品に交換してからカメラの不具合はあったが,大して使っていなかったので相変わらず機種変更への意欲は湧かなかった。カメラも含めてあらゆる面で中途半端で,好きでもなく期待もせず使うもの,というのがこれまでの私のスマホ観だった。
そんなスマホに関する最大の不満は,性能ではなくスマホケース(3192GS8)が寿命を迎えつつあることだった。見た目はともかく,ホルダーの劣化で角度によって簡単に外れるようになったし,留め具もちぎれそうだった。扱う時に気を使うようになってしまった。しかし,スマホケースを買い替えるなら機種変更だろう,というところで止まっていた。
ここに最新のスマホカメラという新たな動機が加わってからは自分でも驚くほど早かった。待ってもいいと思っていた S22 も,日本で発売される見通しの来年春まではとても待てない。海外では2月頃とされているがそれも辛い。その間,撮れたはずの写真が撮れないことになる。待てないなら出来るだけ急ぐべきだろうと思った。サイクリングから帰った正午頃から再検討を始めて16時前には Galaxy S21 5G の注文を済ませていた。これで歯痒かった“スマホ問題”も一気に解決に向かうこととなった。
移行先の機種は,店頭で実機を触ってみた感じで最有力候補だった Galaxy S21 5G にした(10月5日の整清記録)。
S21 Ultra 5G はドコモでしか扱っていないため以前検討した時は気付かなかった。カメラ性能には惹かれたが,大き過ぎると感じた S21+ 5G よりも更に大きいという点で考えにくい選択肢だった。そのうちカメラ専用機と併用すると考えた時,役割分担の観点から携帯性は落としたくない要素だった。