（進捗時限記録中略）

URL 内にデラング記法として解釈出来る文字列があるとタグを巻き込んで変換してしまう不具合（報告1，2，3）の修正で終了。出振るい・手定め済み。

だいぶ前に用者の描出で気付いたが，デラング周りの整理が進まず良い解決策が見つからなかった。HTML 崩れの問題を起こす事例が増えてきたため，交度記法と同じ手法で全体を越化するようにしていったん解決。

ついでに丸括弧との組み合わせで前後に文字列がある場合にも対応しておいた（これまでは URL 単体のみ対応）。他の括弧類や文字装飾記法などとの組み合わせについても検討しておく。

厄介な不具合だったのですっきりした。

例

**で囲まれた部分が──**という文字自体は消えずに残っている(これは交度記法としては正常)にもかかわらず──太字になってしまいます。また，HTML文字参照によって越化(escape)することもできません。

デラング

``
**太字になってはいけない**
**←これでは回避できない
``

描画

**太字になってはいけない**
**←これでは回避できない

（進捗時限記録中略）

知名デラング調整，関連交度の整理で終了。

新たに，強調記法，文字装飾記法，小書き記法，化学記法に対応した。

いったん全て出振るい・手定め済み。

デラング周りの作業はここで一段落とし，別の作業に入る。デラング関連で次の主要当努は9日の検討通りタグ記法整備の見通し。

知名デラングの拡充については，知名の役割を誤解させかねないという懸念から消極的にすべきかもしれないと考えていたが，20日7歩で極力拡充していく方針を決めた。

実用性の観点でいえば，やはり最短知名原則が有用で，知名に情報を詰め込んだり装飾したりということは推奨出来ない。ただ，間口を広げることを考えなければならない今のデライトには遊びも必要だろう。

デラングを学び始めた人が知名にデラングを使いたくなるのは自然なことであり，そこから学べることもある。知名の役割については，分かりやすい文書を整えることが本筋だ。

手定め中，知名で強調記法を使うと中景輪符の強調部分の文字サイズが大きくなることに気付いた。

<h1> 以下の <strong> に font-size: 120% が設定してあることが原因だった。意図は忘れたが，何かの目的でこんな細工をしたような記憶はうっすらある。

直そうかと思ったが，ちょっと面白い効果でもあるので，いったん置いておき仕様化するか検討することにした。見出しで太字や強調を使う意味は無いだろうと思っていたが，意外と表現方法はあるものだと過去の自分と偶然に気付かされた。

知名デラングの対応方針についての検討で終了。

知名の役割を誤解させかねない懸念から必要以上の拡充には迷いがあったが，出来るだけ拡充していく方針を決めた。

詳細は文字装飾記法などへの対応後にまとめる。

散(ちら)らばってたのを 纏(まと)めただけ。

標題のとおり，

あいう##//あいう//##
あいう#/あいう/#

という記法は同じ装飾を受けるべきですが，

あいうあいう
あいう#/あいう/#

というような装飾になり，短縮記法が機能していないように見えます。

たとえば斜体や取消などの文字装飾記法にも対応していただきたいです。

斜体

太字##

下線
打ち消し線

組み合わせ

（進捗時限記録中略）

昨日，寝る直前にまた脳爆発があり，今朝にかけて文字装飾記法とタグ記法周りの概念整理・仕様整理が急速に進んだ。

文字装飾記法は，「文字装飾を伴う慣用表現」のための記法と位置付けることにした。太字記法（##），斜体記法（//），下線記法（__），打ち消し線記法（~~，翌日のまとめで「打ち消し記法」から改称）の4記法を基本とし，それぞれ所定装体（スタイル）を伴う <b>，<i>，<u>，<s> HTML 要素に対応する。

@ を使った文字サイズ記法，% を使った色記法も検討していたが，タグ記法の概念が出来たことで中途半端なものになるため，これは廃案とする。

文字装飾記法はこれがほぼ完成形か。

検討過程

3つの検討方針

実装自体は容易な部類で，記法も概ね固まっていたにもかかわらず文字装飾記法の実装に踏み切れなかった理由として意味論的な問題があり，これが思いのほか難題だった。実装方針は3通り考えられる。

1. 完全に意味論的な記法にする
2. 完全に装飾的な記法にする
3. 意味論と装飾を重ね合わせた記法にする