輪郭削除機能実装を一段落させ新生全知検索整備に戻り,全文検索機能実装に入った。
輪郭削除機能
用合いは概ね予定通り,知名欄・描写欄を空にすると表示される削除ボタンで実行する(輪郭削除ボタンの様子)。
削除済み輪郭は,全体を半透明化,中景輪符の知名部に薄く「削除済み」と表示,知番に打ち消し線を付け,描写部には「この輪郭は削除されました。」と表示する。スクリプトを複雑化させないように,前後景輪符,×輪結,全知検索窓の自我アイコン(吊るし輪郭)以外はpointer-events
と filter
を使って CSS のみで無効化するようにした(削除済み輪郭の様子,削除済み吊るし輪郭の様子)。
後縁では,知名・描写が同時に空文字列で送信されると削除立求と認識する。出場(dg_udrw()
)では b_del
を TRUE
にし,n_oln
,n_fg
,n_bg
を減算し,輪括を一括削除する。復元の問題もあるため出与え変更は最小限に留めた。
KNEST 隠しは最低限の同期をさせつつ,効率的な同期が不可能な他輪郭の前後景輪数はある程度の不一致を許容することにした。未公開輪郭のために使っていた「未公開輪郭が含まれています。」を「表示出来ない輪郭が含まれています。」に変更してある(28日3歩)。
6月27日の開発で dg_udrw()
での最低限の輪郭削除は出来るようになっていたため,用合いの調整程度で終わるだろうと思っていたが,忘れていた輪括や KNEST 隠し周りの調整に時間がかかった。性質上,慎重を要する部分でもあった。とはいえ,所要日数3日で,現段階でなければここまで効率的に実装出来なかっただろうという実感があり,導入時期として最適解に近いことが分かったので,それはそれで嬉しい発見だった。
全文検索機能
全文検索機能実装はとんとん拍子に進み,出振るいまでもう一息というところまで来た。