最初の中間出振るいに成功。これにより,全知検索の応答速度,柔軟性,交度品質が大きく向上した。出振るい作業も円滑に進み,手溢れも無く,全体として大成功だった。
輪郭情報取得改良
まず,期待通り,輪郭情報取得方式の改良により応答速度が大きく向上した。体感的にも,この種のサービスとしては並という程度から,はっきり速いと言える程度になり,快適度が数段上がった感覚がある。
これまでのデライト高速化施策の中でも最大級の効果を感じるが,これはボトルネック解消によるところが大きい。6月の Cμ 文字列処理改良あたりから,領下手定め環境での高速化効果の大きさに比べて本番環境での効果がかなり小さいと感じるようになっていた。考えられるボトルネックは,相振り・出場間の通信回数が多過ぎる輪郭情報取得処理だった。
これまで,ページに表示される輪郭情報の取得は,相振りから大体次の流れで行っていた。
- 輪郭隠しにない吊るし輪郭があれば輪郭情報を取得する(
dg_oln()
)。 - 輪郭一覧の輪郭情報を取得する(
dg_fnd()
か,吊るし輪郭の初期状態はdg_fg()
,dg_bg()
)。 - 各輪郭の自我情報・前後景輪情報を個別に取得する。
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