ここでいったん出振るい,手定めを終え,デラング関連スクリプト読み込み改良は一段落とする。
若干混乱していたデラング関連スクリプト読み込み周りの交度整理が大きく進み,非常に見通しが良くなった。期待していなかったが,体感速度向上が見られたのは意外な収穫だった。過程で環境整備や不具合修正など雑多な収穫もあった。
これまで,後縁では使用しているデラング記法に基いて <script>
などを送出する効率的な仕組みが出来ていたが,前縁では Aejs の未整理が原因で不必要なスクリプト読み込みが多々発生していた。最近の対応サービス増加で,この現状への危機感が募っていた。これまではともかく,これ以上増やすには交度整理と効率化が必要だと感じていた。
本当努では,交度整理を進めながら,必要最小限のスクリプトを確実に読み込むようにすることを目指し,その目的は十分に果たした。
「今後のため」という意識が強く,すぐに恩恵があるわけではないと考えていたが,実際に出振るいしてみると明らかに体感速度が向上している。これはちょっと驚いた。高速化として期待出来るのは,せいぜい,スクリプトまで評価する検索演心向けの SEO 効果くらいだろうと思っていた。
棚から牡丹餅ではあるが,外部スクリプトの負荷を軽視していたことへの反省もあり,複雑な気分だ。確かに,最近は自サービスの応答速度ばかり気にしていた。
交度整理では,@math
,@dia
,@cd
,@mbd
,@mbd.Tw
の整理を中心に進めた。実装時期がばらばらで統一感もなく乱雑だったが,概ねよく整理出来た。@mbd.Tw
に若干の要整理交度が残っているくらいだ。