原始的なものは1990年代からみられる(setext など)。
Markdown が突出して高い普及度を持っているが,表現力が乏しく,仕様に曖昧な部分が多い。それゆえに方言が多く統一感に欠ける。代替として挙げられる AsciiDoc は機能こそ豊富だが,冗長で非直感的な記法が多く用者人口が少ない。
(英:Delang ﹙delineation language﹚)
デライトで開発・採用されている,輪郭記法を中心とした軽量標記言語。
デルン初期実装で開発していた DIL の後継。デライト以後,結果的に書き直すことになり誕生。
希哲15年5月15日,見出し記法実装を持って DIL 0.2 の主要記法を全て取り込み終えたため,開発予定だった DIL 0.3 にちなみデラング 0.03 とした(デラング 0.01 とするにはろくに版存管理もせず手を入れ過ぎていたため)。
「デラング」は希哲13年2月頃から思い付きで非公式に使い始めたが,希哲15年3月3日,正式名称として採用。
KNEST::HTML_old()
}{希哲17年1月21日16歩}{希哲17年1月20日6歩}{知名デラング}text/markdown
}{highlight.js 対応言語}{Markdown}{ジョン・グルーバー}{マークダウン}{〈mark〉}{軽量マークアップ言語}(12)無番輪符改良を完了した。これでデルンの長年の課題だった輪郭間輪結における知番依存が解消した。作業中,輪符補完機能についての閃きがあり,脳爆発が始まった。
輪郭選り手上での輪符補完機能は,省割キーあるいはカーソルのある輪括弧に表示されるボタンを押すことで開始することにした。省割キーは仮に Ctrl + { を想定しておく。
また,これを機にタッチ端末向けの記号入力ボタンも本格的に検討することにした。軽量標記言語を中心とした用合いの課題として記号入力の煩雑さがあったため,その解決策を兼ねる。
ここでようやく輪符補完機能の実装イメージがまとまった。最近のデライト開発では最大の暗部になっていた部分で,極めて大きな収穫と言える。
漠然と輪郭小窓実装に含めていた輪符補完機能だが,ここだけ実装イメージがまとまらなかった。一時,後回しにすることを考えていた理由だった。
原因は,輪符補完の自動開始を前提としていたことだった。自動開始となると入力中のデラングを正確に解釈する必要があるが,デラングの複雑性を考えると,交度の肥大化は避けられそうになかった。深刻な保守性の低下・請い手の低速化が懸念される。
更に問題なのは,そこまでの実装コストを払っても,用者体験の向上に繋がるとは限らないということだった。この手の挙動は好き嫌いがかなり分かれる上に環境との相性問題も大きい。多くの人が満足する水準にしようと思えばキリがない。
昨日,寝る直前にまた脳爆発があり,今朝にかけて文字装飾記法とタグ記法周りの概念整理・仕様整理が急速に進んだ。
文字装飾記法は,「文字装飾を伴う慣用表現」のための記法と位置付けることにした。太字記法(##
),斜体記法(//
),下線記法(__
),打ち消し線記法(~~
,翌日のまとめで「打ち消し記法」から改称)の4記法を基本とし,それぞれ所定装体を伴う <b>
,<i>
,<u>
,<s>
HTML 要素に対応する。
@
を使った文字サイズ記法,%
を使った色記法も検討していたが,タグ記法の概念が出来たことで中途半端なものになるため,これは廃案とする。
実装自体は容易な部類で,記法も概ね固まっていたにもかかわらず文字装飾記法の実装に踏み切れなかった理由として意味論的な問題があり,これが思いのほか難題だった。実装方針は3通り考えられる。