希哲16年1月14日,末尾に >
を付ける形式で導入。
a > b > c >
切り貼りしやすい利点がある。
不採用記法
^ a > b > c
^^ a > b > c
a > b > c ^
輪郭の比較的瑣末な文脈を示すために「末尾パンくず記法」を考案した。
デライト上には語と概念の兼用輪郭がどうしても増えるが,概念としての描写がある場合,語としての辞書的な詳細描写はとりあえず要らないということが多い。こういう場合,先頭にパンくず記法で両者の文脈を並べると紛らわしかったり情報過多になって読みにくい。無数にありうる輪郭間関係の焦点を定めやすくするのがパンくず記法の役割なので,詰め込み過ぎは本末転倒になる。
区切り線記法や見出し記法と組み合わせて部分的な文脈を示すというのはパンくず記法の利用法として元々想定していたことだが,問題は,部分描写に限定しない文脈をどう邪魔にならないように示すかだった。そこで,少し前から描写末尾にパンくず記法で書くということをぼんやり考えていたが,後続の描写の文脈を示すという本来の利用イメージからかけ離れていたため躊躇していた。
今日,概念としての描写がある輪郭で,語としての文脈(品詞や語種など)を区切り線記法とパンくず記法で末尾に書くということを何となく試してみたら意外と悪くなく,輪郭全体の比較的瑣末な文脈の表示方法として割とそれらしく見えることに気付いた。
記述が紛らわしくなりがちな言語関連の概念を表す輪郭もこれで整理しやすくなる。他にも何かと応用出来そうなので「末尾パンくず記法」と呼ぶことにしたが,用語としてまどろっこしいため,ここで「パンくず記法」を「文脈記法」と改称することも考え始めた。簡潔でもあるし,「パンくず」よりむしろ広く理解されやすいだろう。急ぐことではないので後日また考える。
散らばってたのを 纏めただけ。
目次
より正確には,「パン屑記法」(この命名は個人的に良い命名に思えず好きになれないので,鉤括弧で括っている。世間的には通用するけど。)によって,すくなくとも同一人物による引き入れの意図が,部分的に明示できるようになた。
「階層構造を示す」引き入れなのか,「検索語句のような使い方をするための」引き入れなのか,とかいうことが分かる。分かるっていうか,示せる。
一昨日から始めていた輪郭整備と目下の課題だったまとめ作業を統合し,「大輪郭整備」として継続することにした。この上旬中に,昨年から引きずっている全てのまとめ作業を片付けることを目指す。
この期間,開発作業は必要性と時間対効果が十分高い部分に限って行うことにした。大輪郭整備に没頭するため,すぐ片付けられるこまごまとした問題は明日まとめて片付けることにした。
昨日,いったんまとめ作業に集中することにしたが,この時点では前次記法実装をした先月24日からのまとめ作業を想定していた。
しかし,一昨日の輪郭整備の手応えが思いのほか良く,昨日も止まらなかった。この勢いで,昨年から引きずっているまとめ作業も片付くのではないか,と考え始めたのが昨晩就寝直前だった。
数週間ならともかく,数ヶ月の範囲になると局所的な「まとめ作業」では埒が明かない。その上,連日新たな収穫がある。というわけで24日以前のまとめ作業は諦めかけていたが,輪郭整備という形で外堀を埋めるようにまとめていくのが意外と近道かもしれないと思えた。
最近出来たパンくず記法・前次記法の効用がやはり大きい。主たる上位階層はパンくず記法で,下位階層は強調輪符を交えつつ箇条書き記法で,前次関係は前次記法で,と基本的な輪郭間関係が書き込みやすくなり,これまで空になっていた無数の輪郭の描写が急速に充実してきている。
一昨日からは暦関連の輪郭整備が本格化し,これがまとめ作業の効率化に繋がりうることに気付いた。これまで,日記にせよ副日記にせよ,年別や月別には整理されていなかった。ずっとやりたいとは思っていたものの,時間対効果に疑問があった。当然,書き込む手間は多少増すが,今のデラングなら閲覧性と操作性の改善がそれよりずっと大きい。終わらないまとめ作業,十分に成熟したデラング,やるなら今が最良の時期だろう。
当然,現状・課題・当努の整理にも,献典整備にもなるが,もう一つの大きな狙いとして SEO がある。パンくず記法実装をした1月14日頃から顕著に検索演心からの評価が上がり,検索流入も増えている。どう転んでも損はしない作業になるだろう。