{希哲17年4月11日17歩 K#F85E/E74C-1702}
宇田川浩行{希哲17年4月10日12歩 K#F85E/E74C-A47E}
宇田川浩行隠し破りを KNEST の一部として体系化することにし,仕様まとめと交度修正などを一通り終えた。緊急性は低いため未出振るい。
KNEST では,%Y%m%d%H%M%S
形式の求頼変数を隠し破りとして扱い(例:?20230101000001
),デライトでもこれで統一することにした。この時印形式を「詰め込み時印」(ts_jam
)と呼んでおく。
隠し破り導入以後,スクリプトや装体書などの主要静的譜類には ?upd=K170101.1
のように,希哲紀元での日付と連番の形式を基本的に使ってきたが,自我アイコン隠し破り対応では ?icon&upd=[Unix 時間]
になったり,添付譜類では ?[Unix 時間]
になったりと,統一感がなくなってきていた。
実用上はなんでも良かったが,譜類添付機能実装以降は用者の目に触れやすくなったため,簡潔さと分かりやすさを両立させる必要性を感じていた。Unix 時間では非技術者が理解しにくいし,技術者でも意図を理解するのに時間がかかる。それが不安に繋がることは好ましくない。特に簡潔というわけでもない。
確実性を重視するならハッシュを使うのが定石だが,抽象性が低いということでもあり,擬制的に扱いにくく,融通が利かない場面が出てくる。冗長さは一部省略で何とかなるにしても,やはり分かりにくい。
総合的に,詰め込み時印のみが一番無難だろうと結論付けた。更新時印でも整合性を保つやり方はいくらでもある。用者が意図を推測しやすく,開発者も手動で扱ったり異常に気付いたりしやすい。
強いて欠点を挙げるなら,更新日時を知られたくない人もいるかもしれない,ということくらいだが,デライトでは大きな問題ではないだろう。そもそも更新履歴を見られるサービスや投稿と同時に上信される SNS なら秘密情報ではない。
ウェブ捌きの設定などで小細工しやすいように,upd=
なり mod=
なり ts=
なりの値として表現することも再考したが,値として扱うことを想定していない文字列という特殊性を鑑みると,それはそれで違和感がある。14桁数字列の求頼変数は隠し破り,と明確に決めておけば十分だろう。
これを機に,これまでいちいち書き換えてきた主要静的譜類用の隠し破りの更新も,mk
の bld-etc
で自動化した。テンプレートの一箇所書き換えればいいようになっていたものの,積み重なるとそれなりの手間だった。
自動化するまでもない隠し破りの記述もいくつか残っているが,これは ?upd=K170101.1
なら ?20230101000001
というように置換しておいた。
{希哲17年4月5日19歩 K#F85E/E74C-CF37}
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宇田川浩行/mbd
}{埋め込み記法処理改良}(25)