第四次黄金状態の定義を微調整し,「脳爆発や長い外出など平静ではない状況下にあり,なおかつ安定的に維持出来る第三次黄金状態相当の状態」とすることにした。
脳爆発も長い外出もない平静時に第三次・第四次の判別が難しくなるという問題があったため,非平静時であることを条件に加えることにした。これで分類が難しい場合はほぼ無くなったか。
気分も顔付きもすこぶる良く,今後の黄金日の基準にしたい日だった。何らかの黄金状態なのは間違いないが,黄金状態も高次化し過ぎて分類が難しくなってきたため,定義を見直す必要がありそうだ。とりあえず,肉体の完成に向けた確かな手応えを得られているのは嬉しい。
ある種の黄金状態の常として,身体感度の鋭敏化により音楽を聴くのが非常に楽しかったので,音楽関連の輪郭整備が捗った。
私にとってはそんな黄金日だったが,また芸能人の自殺報道があった。考えてみれば,見かけの成功と幸福が一致しないなんてことはサービス開発に限ったことではなく,サービスの完全な成功と同じように人間の完全な成功もまた極めて得難いものだ。それに手を伸ばしていることの意味はよく考えないといけないと思った。
SVG スプライトの手法を取り入れ,SVG アイコンの定義は icn.svg
に集約することにした。
SVG 出与えも Aejs に組み込んで直接挿入してしまうことを考えていたが,舞覧隠しの適切な分離が出来なくなる,要素の再利用に必要な id
属性が使いにくい,といった問題があった。外部 SVG を <use>
で利用すれば Shadow DOM になるので,id 属性の衝突などを気にせず要素を整理しやすくなる。
スプライト画像として background-image
で利用しやすいというのも大きい。:target
とフラグメント識別子を利用して表示要素を変化させる技術があることを知ったが,舞覧によっては効率的に隠し出来ないことがあるらしく,今回は見送った。<view>
が使えればいいが,Safari の対応に難がある。当面は古典的な座標指定で行くことにした。
アイコン制作では,アイコンを並べて全体のばら成しを見ながら調整することが多いため,見本を兼ねられるのも便利だ。
SVG スプライトだけで十分かもしれないと思いかけたが,<use>
1つでも若干冗長な上に,1つのアイコンの要素を細かく制御したい場合に <use>
が複数必要になるため,やはりスクリプトでの補完は欲しい。
寝食を忘れたような作業を続けてきたので無理もないが,日中は疲労感が強かったので半休にした。
第二次用合い改良と輪郭小窓実装の成功による解放感と満足感で,身体が先に休みに入っている感がある。用合い改良は一区切りついて新生全知検索整備に入れるようになったものの,明日は月末の雑務もあり,準備程度のことしか出来ないだろう。早めに今月のまとめを始めた。
輪郭小窓とここまでの第二次用合い改良は,開発者心理への印迫も想像をはるかに越えて大きかった。
出振るい後,「新生デライト」の定義も揺さぶられている。少なくとも用者体験の面ではすでに新生デライトと言うべき域にある。新生デライトの要件としていた当努はまだまだ残っているが,初見者が一番先に触れる部分でもある輪郭小窓を越える印迫はないだろう。
上旬の時点では,上旬中に輪郭小窓実装を終えて中旬中に機能実装・文書整備を大方終えたいと思っていた。だから輪郭小窓実装がなかなか終わらないことに多少の焦りがあった。しかし,実際に触れるようになってみるとそんな感情も吹き飛んでしまった。一ヶ月の収穫としては大き過ぎるくらいだ。
デライト開発では本当によくあることだが,これも計画に対する直感の勝利と言える。この収穫を活かして組計を練り直すことにした。
第二次知番改良,早朝出振るいの成功で第零番節の削除は完了。作業は円滑に進み,再稼動後も安定して軽快に動いている。
やはり,これだけでも大分すっきりして見える。見た目だけでなく,8日の方針転換からわずか7日間で,知番周りの実装も様変わりした。第零番節を扱っていた交度や出場の定義を削除したことで可読性が大きく向上し,出与えとしても軽量化出来た。12日の整理も大きく貢献して,出場周りの保守性は劇的に改善した。これは「第零番節の省略」だけではありえなかったことだ。
さらに,出場との関わりが深い機能実装や高速化の作業方針にも良い影響を与えている。「第零番節の削除」への転換は全体として大成功と言っていいだろう。
第零番節は単に無視するようになったため,これまで通り第零番節付きの知番も扱える。とりあえず輪郭の正規 URL は第零番節無しで設定出来ているので転送などは後回し。
自我アイコンの分割格納方式への移行もいったん後回しにした。現状,K#F85E/
への疎輪結 K#9-F85E/
を作って,保存時・握接時に一律 9-
付きで処理するようにしているだけ。