知番譜類をメール保存形式に応用する「知番メール」について少し検討して終了。
デルンでメールを扱うことは昔から考えていたが,用合いや制危の問題などで実現しなかった。MUA 特有の表示・操作が出来るようにすると用合いが複雑化してしまうし,ウェブメール的なサービスにするのも重荷過ぎる。メールを輪郭にするのではなく,知番譜類として輪郭で管理する方向ならすぐにも実現出来そうだ。
引き続き生活習慣改善が進む。
昨晩からやたら肌と髪の調子が良い。生活習慣改善が頂点に達した希哲13年頃に使っていた製品を揃え,同じように手入れし始めたばかりだった。当時熱心に研究していただけあって,笑ってしまうほどの即効性だ。
デライト宣伝は少し抑制した。やはり手応えの良さに対して高速化が遅れている。
昨年,最初に宣伝を始めた頃から感じていたことだが,やはりデライトは妙に掴みが良い。「面白そう」と思ってもらうまでは早い。そこから「分かりにくい」と大半が脱落していくが,流石に一年前とは比べ物にならないほど改良されているので,一応登録自我数にも描出にも反映されるのは早くなっている。
感覚的に,今のデライトはいつ火が付いてもおかしくない。ただ,その時に耐えられる実装ではない。握接状況を観察しながら,それを恐れてしまっている自分がいる。
実際,握接集中で微妙にデライトの挙動がおかしいと感じることが多くなった。この日は珍しく新規描出で違了に遭遇した。
安定拡大戦略で“希哲館事業の重さ”に期待出来なくなっている,ということもある。希哲館事業はデライト宣伝にとって重荷であり,当面理解されることなどないだろうから,過熱を抑止してくれるはずだ……安定拡大戦略はこの観測に依存していた。
ところが最近,一日一文で良いネタになってしまっていることもあり,自分の中で希哲館事業がデライトと調和しつつあるように感じる。上手くデライトに物語性を与えてくれている。
敬遠してもらいたかった希哲館事業が,無視されるか,事によると面白がられることすら想像出来てしまうようになった。これは本来喜ぶべきことだが,安定拡大戦略にとっては誤算だ。
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}{希哲14年8月16日の開発}{8MB}{分割数}{分割挿入}{希哲14年8月16日の進捗時限}{希哲14年8月16日の進捗}{希哲14年8月16日}(30)細々とした不具合修正,装体の調整,これまで単独で更新出来なかった知名欄の新ダブルクリック方式対応などがよく捗り,全体的にデライトが洗練された。
また,これまでスクリプトの不具合で再編集時に知名として混入してしまっていた代置語「あれ」を逆手に取り,無名輪郭の検索や間もなく実装予定の本文抜き出し表示の抑止に活用することを考え始める。
また,描出公開原則を採用してから間もなく懸念するようになった暗証語忘れ対策についても再検討し,結論として,相応の個人情報保護体制が整うまでは注意喚起に留めることにした。
デライト宣伝再開の前に,暗証語忘れをした時のため,任意でメールアドレスを登録出来るようにするつもりだったが,これもいくら任意とはいえ用者が増えてくれば重要な情報を蓄積しかねず,サービスへの攻撃動機を高めることになる。当然,メール配信や手続きの実装・保守にかかる手間暇も現状では馬鹿にならない。それに足を引っ張られデライト収益化に失敗しては元も子もない。
その他方法も一般的なものから絵鍵を利用するものまで検討したが,どれも費用対効果は疑わしい。描出公開原則によって折角身軽な運用が可能になっているのに,中途半端になってしまう。
そもそも,全ての輪郭が公開されている以上,仮に暗証語忘れをしても再編集などの操作が出来なくなるくらいのことで,情報は共有可能な状態で残っている。
用者には最低限,録入り状態での暗証語の再設定機能を提供して,体制が整うまでは暗証語忘れに気を付けてもらい,万が一忘れてしまった場合は新規利用者登録しなおして,新しい利用者番号で以前の輪郭を再利用することを推奨する,という方針を固めた。
また一つ,重荷を減らせた。