見出しは段落よりも横幅を両端0.5remずつ広げ,区切り線(<hr>
)は段落よりも0.5remずつ狭めることにした(見出しと区切り線装体・幅調整後)。
当初,見出しの下線と区切り線を見分けやすくするために,区切り線の両端を1emずつ狭める形にしかけたが,試しに出振るいしてみたこの形が想像以上にしっくり来たので,基本方針として採用してしまうことにした。
段落に対して僅かに字上げするような見出し装体は昔から気に入っていて,現状でも「はじめに」などのデライト文書の <h2>
は1em,<h3>
は0.5em字上げされている(長らく更新していないため描写内見出しとは全体的に乖離している)。月庭でどうしていたか忘れたが,特に理由がなければ似たような装体を採用していたはずだ。
やはり,見出しが直感的に把握しやすいのが大きな利点だが,描写内見出しに採用出来なかった理由として,無駄な余白が生じやすいという領当て上の問題が大きかった。特に,諸場対応から強く意識するようになった幅狭領当てでは小さくない問題だった。
今回の実験で意外だったのは,全ての描写内見出しを0.5remずらすだけでも十分な視覚効果が得られたことだった。これなら,他の装体はそのままに,見出し装体のマージンを削るだけで一応実現出来る。