今日は一日がかりで昨日分のまとめを終わらせるつもりだったが,3分の1くらいしか終わらなかった(15日10歩未完)。
それなりの内容でもあり,昨日の反動でぼんやりしてしまう時間があったこともあるが,デラング構想についての考え事が広がったのも大きかった。
文字装飾記法についての整理から,HTML 研究の必要性を感じた。ウェブアプリを作っているので実用上必要なことは当然知っているが,細かい歴史や設計については知らないことが多い。的確なデラング設計のためには表面的な理解では足りない。文字装飾記法でそれを痛感した。
さらに言えば,幅広く標記言語研究をしたくなった。これまでデラングは「理想の軽量標記言語」を目指してきたが,タグ記法によってその範疇に留まらない可能性を感じるようになった。デラングが目指すべきは「理想の標記言語」であって「標記言語の再定義」なのかもしれない。
ティム・バーナーズ=リーは,WorldWideWeb を作り,URL を作り,HTML を作った。私は,デルンを作り,知番を作り,デラングを作っている。
デラングが発展するにつれ,Markdown が最高の“踏み台”になるという確信も深まる一方だ。やり甲斐に不足はない。