デラング整備,越化記法と越化参照(旧・疑似実体参照)についての検討で終了。
越化の基本的な仕様について記法・内部実装両面から急速にまとまった。
単一文字越化
まず,バックスラッシュを使った単一文字越化では,全ての文字を越化することにした。ただし,この「越化」は,「通常とは異なる特殊な解釈を試みること」であり,論組言語等でのそれと同様,必ずしもデラング記法としての解釈を避けることではない。
- 原則として,デラングの特殊文字であるかどうかにかかわらず,どの文字に対してもバックスラッシュを削除して当該文字を維持する。
- ただし,数式記法における
\[ ... \]
や\( ... \)
のように,通常特殊文字として解釈されない文字に特殊な意味を与えることにも用いる。
非特殊文字の扱い
軽量標記言語で単一文字越化の対象を非特殊文字に付けた場合の挙動としては,「不明なエスケープシーケンス」などと違了を出すわけにはいかないので,以下の2つが考えられる。
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