{進捗記録}{十分}{曖昧}{輪郭整備}{希哲16年9月}{進捗}{デライト市場戦略}{Firefox}{希哲17年1月7日の開発}{希哲17年1月7日の進捗}(210)

{希哲17年1月7日20歩 K#F85E/E74C-370E}

進捗時限記録中略

知名欄描写欄捕活フォーカス関する仕様検討結果ともにマウスオーバー捕活する仕様確定実装した出振るい手定め済み

なお,知名欄自動全選択については正式に廃止決定した


仕様というほど明確なものではなく,時期によって実装上機能しないこともあったものの,デライト初期実装からのマウスオーバー時の挙動は,知名欄では捕活全選択描写欄では捕活,という方針だった。これは実用上の都合というのも大きく,こうでなければ単純に描出効率悪かった

昨年9月までの第二次用合い改良中の交度整理で,知名欄捕活全選択機能しなくなっていた。これは確か中景輪符事象イベント改良したことで干渉懸念があり,再実装後回しにしたという経緯だった気がするもっと地味な描写欄捕活過去に何度か再実装した記憶があるものの,どの時点機能しなくなっていたのかは曖昧だが,いずれにせよ第二次用合い改良後はどちらもマウスオーバーでの捕活すら機能しなくなっていた

もしかしたらこれはこれで今のデライトでは悪くないのかもしれないと少し様子を見ていたが,輪郭整備のように描出効率重要な作業になると,クリックでの捕活やはりまどろっこしく,鈍重感じる。そこで最近はかつての挙動復活させる機会窺っていた

懸念は,他要素他機能との干渉誤操作だったが,これは昨日の検討から急速に氷解した今のデライトで,マウスオーバー捕活移動すること自体前提のようなところがあるので用者体験大きな悪影響はないだろうということ,むしろほとんどの要素マウスオーバー反応するのに知名欄描写欄無反応なことが直感性損ねているとも言えること,スクロールとの干渉実際の舞覧ブラウザでは生じないこと,誤編集問題については,そもそも閲覧編集用合い切り分けていることが一定の保護機能になっており,更に取り消しボタン変更有無分かるようになることで大きく軽減されること,などの理由で,大きな問題はないという結論に達した

そこでまず,知名欄全選択含めてマウスオーバーでの捕活機能復活させてみたところが知名欄全選択については数十分廃止決定することになった。実装上の問題としては,選択状態やはり周辺要素干渉する干渉しないようにマウスアウト解除すると,今度は選択状態意図せず解除されやすくなる。もっと問題なのは,誤入力上書きしてしまいやすいということだった。全知検索窓では再検索のためにも上書きしやすい全選択状態好都合だが,知名欄での利点写し取り素早く行えることくらいでさほど大きくない

これは,今のデライトで,慣れ切ったこの挙動からいったん離れなければ気付かなかったことかもしれない。今のデライト市場戦略から考えても熟練用者向け過ぎ採用出来ない

次に知名欄全選択機能し,捕活だけにしてみると,これはむしろ想像以上に好感触だった。地味ながら編集軽快感明らかに向上している捕活さえしてくれれば Ctrl + A写し取り十分効率的に行える今のデライトとの相性でいえば理想形とすら思えた。ここで正式な仕様として確定することにした。なお,捕活時発生するスクロール意図しない場合多く考えられるため抑止する

どこまで普遍的な現象分からないが,常用している LinuxFirefox では,<textarea>選択状態残して捕活解除すると,再選択のつもりが未捕活状態のせいで)意図しない文字列ドラッグ発生しやすいため,これがなくなったのは個人的に嬉しかった近頃多用している複数輪符引き入れ欄への写し貼り障害になっていた。

とにかく第二次用合い改良後に残っていたもやもやしたものを払拭出来たのは大きかった

{開発}{開発記録}{希哲13年}{出振るい}{SySS}{付徴}{握接}{理腑}{デライト高速化}{希哲15年4月8日の日記}(104)

{希哲15年4月8日の開発 K#F85E/E74C-86B0}

3日の開発から6日間に渡って続いたデライト小理腑をいったん終えた。

結果的には主に装体書整理テンプレート整理だったが,これにより,保守性体感表示速度大幅向上が見られた。


装体書テンプレートは, によるデルン初期実装から長いこと継ぎ足しで使ってきたため,古い記述譜類に埋もれて目的のものが探しにくいといった問題慢性的にあった。分割すべき記述が一つの譜類に詰め込まれている,逆に,一つにまとめておくべき記述が複数の離れた譜類に分散している,といったことがよくあった。今回の小理腑ではこの点が大きく改善した。

テンプレートの方は折に触れて整理してきたからまだマシだったが,装体書の方は適当に分割した譜類に大量の記述が詰め込まれている状態だった。そもそも SySS備立すら適当で,.syss 譜類があっても .scss が無いと換配されないなど,多数の譜類を管理出来る状態では無かった。これを機に備立方法から整備した。

装体書整理は当初,HTML の肥大化を恐れて埋め込み装体書見極めに時間をかけ過ぎてしまっていたが,この日,JavaScript や HTML に gzip 圧縮がかかっていなかったことに気付いた。ちょっとした deln.conf間違いだったが,これをきっかけ吹っ切れ作業捗るようになった。結局,転送量を大幅に削減出来た分,多少の冗長性には目を瞑ることにした。

これら作業の結果として,目的の装体テンプレートにすぐ握接出来るようになり,埋め込み装体書調整等も的確に行えるようになった。


表示速度は,ページにもよるが,DOMContentLoaded までの計測値0.5秒近く短縮した。これに装体適用合理化も加わり,体感表示速度ははっきり向上したのが分かる。溶明動き付けをいったん削除したのも大きいかもしれない。デライト初期実装読み込み中途半端遅さ誤魔化すため0.3秒の溶明を入れていた。

現時点でここまで高速化に繋がったことは思わぬ収穫だった。これまで,「デライト高速化」は後縁最適化中心に考えてきた。後縁最適化余地の大きさと負荷軽減重視していたこともあり,前縁最適化期待重視もしていなかった。

希哲13年前縁改革前縁の重要性は分かっていたつもりだったが,まだ認識が甘かったようだ。これに気付いたことも大きな収穫と言えるだろう。


そもそもスクリプト動的読み込みに使っている @icl() とその周辺整理によって生じた描画乱れ解消のために始めた作業で,あまり多くは期待していなかったが,結果的に大収穫となった。

ただし,10日までに盛り込むつもりだった付徴後回しになり,デライト収益目標達成にどう影響するかは不透明だ。

問題が解消するまで出振るい出来ず,他の作業が出来なくなっていたこともあり,作業項目としてのデライト小理腑はここでいったん完了とすることにした。整理が必要な部分はまだまだ残っているが,ほとんどは漸進的作業出来る部分だ。いま出来る範囲でまとまった時間を使ってやる理腑はこれが限度だろう。

{デライト初期実装}

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