普通に作業を進めるつもりだったが,いまいち気乗りせず半休にした。結果的に,今週は久しぶりの正しい休養が取れた。
最近,休んでいないこと以上に休めない精神状態が心配だったので安心した。気持ちのゆとりが出てきた証拠だ。
そろそろ身体を休ませないと心配だが,脳が自動的にアイデアを生み出してしまうので休むに休めない。
ここ一週間ほどの間で,停滞していた当努や眠っていた当努の課題が連鎖的に解決し,一斉に動き出している。一方で,検討作業・まとめ作業に時間がかかり実作業が滞りがちになっているのが気になる。
今日は特に,最後の検討作業(18歩)が神がかり的だった。これまで大小数多の奇跡を経験してきたが,ちょっと感じ入るものがあった。
しかし,こういう「奇跡」を経験する度に脳裏をよぎるのが,一番起こってほしいのに起こらない奇跡についてだ。こんなに信じられないことばかり起こるのだから,例えば,デライトが何かの偶然で人気を集めたりしてもよさそうなものだが,そういうことはまだ起こらない。
サッカーでいえば,ゴール前で何百回と奇跡的なパスが飛んでいるのに一回もゴールが無いような状況だ。これはこれで奇跡的と言えなくもないが,そんな皮肉な奇跡は要らない。まあ,それがデライトの完全な成功の前にある壁なのだろう。ネズミも通れないような隙を突いてボールをねじ込むしかない。
ここのところ,せっかく風呂を沸かしても作業に熱中して遅くなり入り損ねる,といったことが続いているため,入浴は意識して早めにすることにした。
身内のコロナ陽性者は快方に向かっているようだ。本人にも周囲にも私自身にも深刻な影響は無く,とりあえず安心した。
一部の RSS 取得で壊衝が発生する不具合の修正。23時頃作業開始,24時頃いったん出振るい。手定め済み。
輪郭情報取得改良の影響で,単純な前後景一覧以外の(dg_fnd()
を利用する)RSS 取得が機能せず,壊衝する交度になっていた。これ自体は単純な見落としだった。
最近よく安定していたデライトが今日に限って妙に違了が多く,僅かに重かった。Googlebot が高頻度クロールをしていることが原因かと思ったが,腑に落ちず録をよく観察してみると,Googlebot が壊衝の発生する RSS 取得をそれなりの頻度で試みていた。僅かな重さは隠しが初期化されていたせいだろう。
当初は排他制御関連の厄介な問題かと考えたため,比較的修正しやすい不具合で安心した。一時,この程度の高頻度クロールで落ちるかと少し自信が揺らいだが,この小さくない壊衝要因があっての最近の安定性かと思うとかえって自信が増した。
定休日のため無理をしない程度に作業をしようと思っていたが,一日,思いのほかぼーっと過ごせた。最近,休むに休めないことが問題だったので,少し安心した。久しぶりにぶらぶらサイクリングも出来た。
脳爆発に整理をつける糸口が掴めたことでだいぶ気が楽になったようだ。
第四次黄金状態では脳爆発に抗わず,むしろ促進してしまった方が良い,と考えてからしばらくは上手く行っていたが,こう脳爆発が続くと,噴煙で視界が悪くなるように頭の整理が出来なくなってくる。
これが心理的負担だったようで,最近,生活習慣は乱れがちで,心身の調子も概ね良好ではあるものの黄金状態というほど冴えてもいない,という微妙な状態が続いていた。
大輪郭整備を経て脳爆発が完全に利用出来るようになれば,今度こそ本当に第四次黄金状態を物にしたと言えるだろう。
ウクライナ侵攻についても,初めてまともに考えることが出来た。侵攻が始まった2月24日は,ちょうど新しい脳爆発の連鎖が起き始めた日で,まともに考える余裕が無かった。
20代のころロシア史を熱心に勉強して,『ラドガに到着したリューリクと兄弟達』を希哲館素材絵画にしたり,虎哲と並ぶ新交通機関構想にリューリクをもじった「竜力」という名前を付けたりしていた私にとって,運命を感じる事件ではあった。
そして,あの英米政治危機から顕在化した自由民主主義の脆弱さが招いた結果だ。私に出来ることは,知識産業革命を成し遂げ,希哲民主主義を確立し,独裁者に付け入る隙を与えない,強い自由民主主義を作り上げることしかない。私にしか出来ないことでもある。
ジパング計画にもいよいよ猶予が無くなってきたが,もう麻痺しているのか,不思議と重圧感は無かった。