{デラング記法全集 K#D640/B866}
川音リオ散らばってたのを 纏めただけ。
目次
- デライトの記法(デラング)について
- リンク
- 輪郭同士のリンク
- アイコンの表示
- 強調
- 外部ページへのリンク
- 引用
- ルビ
- その他
- リンク
- デラング記法
- デラング紹介
- デラング文書
- デラングとは?
- デラング記法
- 意味を書く ──輪郭記法
- リンクを張る ──リンク記法
- 段落を作る ──段落記法
- 改行する ──改行記法
- 強調する ──強調記法
- 文字を装飾する ──太字記法、斜体記法、下線記法
- いろいろ埋め込む ──埋め込み記法
- 他の輪郭の内容を埋め込む
- 画像を埋め込む
- YouTube 動画を埋め込む
- ツイートを埋め混む
- ルビを振る ──ルビ記法
- 小書きする ──小書き括弧記法
- 見出しを作る ──見出し記法
- 引用する ──引用記法
- 箇条書きする ──箇条書き記法
- 表を作る ──表組み記法
- 数式を書く ──数式記法
- ソースコードを書く ──ソースコード記法
- シェルの入出力を書く ──シェル記法
- その他
- 編集用注釈(コメント)を入れる ──編注記法
- ダッシュを書く ──ダッシュ記法
- 星印 ★ を光らせる ──キラキラ星記法
- HTML を使う
- 特殊文字をエスケープする
- 練習
- 検索
- 記法
- 釦
- 箇条書き記法
- 矢印っぽいやつ(前次記法)
- キラキラ星記法
- 引用記法
- 注意書き
- 小さな注意書き
- 補足っぽい文章
- 水平線
- ルビ
- 画像
- 輪郭埋め込み
- 参考輪郭
- デライト公式リンク集
{希哲16年2月15日10歩 K#F85E/E74C-2CA8}
宇田川浩行昨日,寝る直前にまた脳爆発があり,今朝にかけて文字装飾記法とタグ記法周りの概念整理・仕様整理が急速に進んだ。
文字装飾記法は,「文字装飾を伴う慣用表現」のための記法と位置付けることにした。太字記法(##
),斜体記法(//
),下線記法(__
),打ち消し線記法(~~
,翌日のまとめで「打ち消し記法」から改称)の4記法を基本とし,それぞれ所定装体を伴う <b>
,<i>
,<u>
,<s>
HTML 要素に対応する。
@
を使った文字サイズ記法,%
を使った色記法も検討していたが,タグ記法の概念が出来たことで中途半端なものになるため,これは廃案とする。
検討過程
3つの検討方針
実装自体は容易な部類で,記法も概ね固まっていたにもかかわらず文字装飾記法の実装に踏み切れなかった理由として意味論的な問題があり,これが思いのほか難題だった。実装方針は3通り考えられる。
{希哲16年1月23日12歩 K#F85E/E74C-5AE3}
宇田川浩行3歩がきっかけで久しぶりに実装予定の文字装飾記法について見直し,以下のように基本的な方針を整理した。
<<大きい文字>>
>>小さい文字<<
##太字##
//斜体//
__下線__
~~打ち消し線~~
下線記法については,_下線_
を有効にすることも考えていたが,適当に書いた時の誤解釈が増える懸念もあり見送ることにした。文字装飾記法は2個以上の記号で統一した方が綺麗にまとまる。簡潔な記法は追加するより削除する方がずっと難しいので,使用頻度を考えてもいまあえて導入する動機に乏しい。
……ここまで考えて,昨年6月23日10歩でも同じ結論を出していたことに気付いたが,再確認出来た。
{希哲15年6月23日10歩 K#F85E/E74C-2B89}
宇田川浩行{希哲15年6月23日9歩 K#F85E/E74C-F7CB}
宇田川浩行デラングのこまごまとした記法についていくつか思いつきがあり整理。
主に下線記法,打ち消し記法,斜体記法,太字記法など書式関連のもの。書式の例示など,文書の意味を変えずに使えるものもあった方が良い。
以下のような形で検討。
_下線_
__下線__
++太字++
//斜体//
~~打ち消し~~
下線記法はアンダースコアを使っておけば間違いないだろう。上線記法には ^
が使えそうだ。
太字記法は ++
を使うのが直感に適うか。何となく ins 要素に使えそうだが,対義となる --
はダッシュ記法で使えない。ins 要素や del 要素を直接書く機会は少ないだろうが,どのみち必要であれば別の記法を考える必要がある。
斜体記法はスラッシュに様々な用法があるため迷ったが,二重にすることで実現出来そうだ。
打ち消し記法はとりあえず Markdown 式を採用し,将来的に ==
で二重線が引けるなど拡張しても良さそうだと思ったが,見出し記法と紛らわしい。--
はダッシュ記法との兼ね合いで使えない。
{希哲15年6月21日9歩 K#F85E/E74C-A945}
宇田川浩行これまで輪符の輪結装体 は 1px #999 の破下線にしていたが,通常の線の色は lightgray,引用部区など WhiteSmoke 背景の上では silver と,かなり薄くした。強調記法に単独で囲まれた輪符に関しては,silver の一本下線にし,少し目立つようにした。
これにより,輪結の重要性に応じてメリハリが付くようになり,重要性や変調をさりげなく示唆したいような場合は軽い強調,はっきり強調したい場合は重い強調というように,強調記法と組み合わせた「強調輪符」の記法が確立した。
輪符自体を強調するのではなく,参照名を強調したいのであれば内側に強調記法を置くことも出来る(例:軽い強調,重い強調)。
経緯
長い歴史
輪符の表示をどうするかという問題は,デルン最初期からの課題だった。
最初は重要な輪符を少しずつ貼り付けるような使い方しかしていなかったため大きな問題ではなかったが,いずれ文中に輪符が増えてくれば,重要性によって表示し分ける必要が出てくる,というのは当初から想定していた。元々,入力道手の機能や自動補完などで文章のほとんどが意味符号になるような技術として構想していたからだ。
実際,デライト以後,私自身の慣れとデライトの品質向上によって自然と文中に輪符が増えてきた。現在,私の描出ではほとんどの語が輪符であり,輪結になっている。こうなると,閲覧者にとっては,どこが重要な輪結なのか分からない上に,中途半端に目立つ輪結だらけで見にくいという問題が出てくる。
もう一つ,輪符に関する問題があった。輪符の知名を変えて参照したということが分かりにくいという問題だった。輪符の知名を変えたということが読み手にとって重要なことがあるが,これまでそれを表現する良い手段が無かった。