先頭輪郭の再描出時,取得時印更新による更新有り表示抑止が効かないことが目立ったため,現在日時に1秒加えて取得時印とすることでいったん解決。秒単位なので後縁の遅延やわずかなずれが原因だろう。
{希哲17年4月20日5歩 K#F85E/E74C-0FD6}
宇田川浩行{“知能増幅メモサービス”はなぜいま最も重要なのか K#F85E/E74C-CDB9}
宇田川浩行人工知能,仮想通貨・暗号通貨,仮想現実・仮想世界……等々,様々な分野が世界的な注目を集める中,これらを凌ぐ潜在力があるにもかかわらず,まともに語っているのは私だけなのではないか,と思えてしまう分野がある。それが「知能増幅」(IA: intelligence amplification)だ。
知能増幅というのは,文字通り,工学的に人間の知能を増幅させることを指す。古くからある研究分野だが,人工知能などに比べてその話題性は著しく乏しい(参考)。この言葉に「人体改造」に近い響きを感じる人は多いだろう。実際,脳にチップを埋め込む,遺伝子を書き換えるといった人体改造的な研究がこれまでの主流で,まず倫理的課題が大きかった。倫理的課題が大きければ技術的課題を解消するための実験などもしにくく,実用段階にある技術が存在しなかった。デライトが登場するまでは,古典的な SF の域を出ず,語れることも大して無かったわけだ。
先日の「デライトの使い方の考え方」で少し触れたように,デライトは,その知能増幅を誰でも簡単に触れるメモサービスとして実現した「知能増幅メモサービス」であり,「世界初の実用的な知能増幅技術」だ。どのように実現しているかはあの文章でざっと書いたので,今回は,この知能増幅メモサービスの意義について書いてみようと思う。
知能増幅の世紀
私は,ビッグ・テックや GAFAM などと呼ばれる世界最大の企業群(Google, Apple, Facebook, Amazon, Microsoft)が合併して「Microappglezonbook」となり,自分がその経営を思うままに出来たらどうするか,という思考実験をすることがある。答えはいつも変わらない。iPhone も Google 検索も Windows も,世界最大の SNS も世界最大の通販サイトも,何もかも売り払って,知能増幅メモサービスの開発に全てをかける。
最近何かと話題のイーロン・マスク氏と入れ替わったとしても,やることは同じだ。テスラも SpaceX も Twitter も,何もかも売り払って知能増幅メモサービスの開発に全てをかける。ちなみに,氏の事業の一つには,まさに脳にチップを埋め込む系の知能増幅技術を扱う「ニューラリンク」があるものの,やはり,他の事業ほど目立った成果もなく,あまり知られていない。
つまるところ,あらゆる分野の中で,「知能増幅」が群を抜いて大きな可能性を持っていると私は考えている。これを多くの人が理解すれば,21世紀は間違いなく「知能増幅の世紀」になるだろう。世界初の実用的な知能増幅技術であるデライトは,その嚆矢だ。
知識を生み出す技術
長い前置きに似合わず,知能増幅メモサービスがなぜいま最も重要なのかという本題は,拍子抜けするほど単純明快な話だ。知識が最も価値を持つ時代において,最も価値のある知識は「知識を生み出す知識」であり,最も価値のある技術は「知識を生み出す技術」だからだ。まさにそれを研究開発するのが知能増幅という分野だ。そして,知能増幅メモサービスは,最も実現性の高い,実際にデライトが実現している知能増幅技術なのだ。
@tgt_evt.bld..off()
}(76){希哲16年3月19日3歩 K#F85E/E74C-D3A4}
宇田川浩行昨日,ボタンの要素分類名を置換した時に上手く事象処理が出来ないという問題に少し時間を取られたが,事象と委譲元の1つの組み合わせには1つの聴取子をあて,聴取子内で処理を分けることにしていったん解決した。
この問題は,以下のように,同一要素を指す .foo
,.bar
の発泡事象を祖先要素 prn
に委譲した場合に起こる。
prn.on_clk( '.foo', fn_foo )
.on_clk( '.bar', fn_bar );
この時,fn_foo()
内で .foo
を .bar
に(遅延なく)置換すると,.bar
の click
事象向け聴取子も実行されてしまう(恐らくは発泡を捕捉した時点での分類名だから?)。似たような問題は以前にもあったが,未解決だった(希哲14年10月27日16歩)。
最初は不可解な現象だったが,だんだん Aejs の事象委譲に原因があることが分かってきた。ただ,久しぶりに @tgt_evt.bld..on()
を読み直したものの,目立った論理的欠陥は無かった。捕捉した事象の判定をしているだけの単純な仕組みなので,同一事象・同一要素に対して聴取子を分ける使い方自体が問題のような気がしてきた。大張りを考えると余計な処理も加えたくない。