Org-Mode は Emacs 上で動作するアプリケーション(モード)の一つ。
プレーンテキストの単純な記法で,アウトライナーや TODO 等,様々な記録を取る事が出来る。非常に機能が多い。
日本語情報サイト:
便利だけどスピードコマンド(org-use-speed-commands
)を有効にするとカーソル移動や見出しの並べ替えが1回のキー操作で出来てもっと便利
見出し記法実装に関しては一段落した(デライト公式での解説)。
結果的に,Org-Mode,主要なウィキ実装,AsciiDoc,Markdown の方式に幅広く対応出来ることになり,当初想定よりずっと洗練されたものになった。
見出しの扱いは簡単なようで意外に複雑で,デルン初期実装では早期に実装していたものの,デライトに合わせた再実装がなかなか難しかった。出来てみれば,時間をかけただけのことはある。
昔の輪郭には見出しを使ったものも少なくないため,これらの可読性が向上し,SEO にも寄与してくれることが期待出来る。
見出し記号には,当初予定していた星号に加え,要望による等号,実装途中で条件付きで取り入れられることに気付いた番号記号を採用した。半角・全角の区別は無い。
実装しながら,最初の見出し記号の数も任意にした方が都合が良いことに気付き,最初の見出し記号の数を基準とすることにした。最初の見出し記号の数を下回る見出し記号が現れた場合は,それを新たな基準にする。
いずれにせよ,HTMLで見出し階層を飛ばすのは良くないとされているため,こうせざるをえないのだが,中景輪符の捉え方で,見出し記号2つで始めた方が直感的と感じる人もいるだろう。この仕様を利用して,見送るつもりだった番号記号も採用出来た。