今日の開発では,また一つ長い筒路を抜けて新しい展望が開けた感があった。
昨晩,珍しく金絡みの夢を見た。荒唐無稽なものではなく,宝くじか何かで臨時収入のあった人からデライト開発の資金調達が出来たという妙に生々しい夢だった。
滅多に見ない種類の夢だったことで細かく覚えているが,ちょうど今日デライト収益化に大きく接近したことを考えると,潜在意識に変化があったのかもしれない。
希哲館事業は今,構想・理論・技術……その他諸々の条件をほぼ完璧に揃え,あとは収益化さえ実現出来れば向かう所敵なしという状況にある。その収益化も,少し前にはそれこそ夢のような話だったが,デライト収益模体も完成し,宣伝の感触も良くと,限りなく現実に近付いている。
総合的な到達点の高さの中で,最後の欠点ともいえる収益性に対する意識は日毎強くなっているのだろう。