新括体採番法実装は今日中に終えたかったが,実装以外にも知番周りの仕様,求頼備立の調整など,考えることが多かった上,睡眠不足気味なこともあり途中で終了。
実装方針は出来たため,明日には終わるだろう。新括体採番法の求頼は部分的ながら旧括体採番法より数倍速いことも分かり,初期化時のみならず,描出効率の改善にもなりそうだ。
これまで,_dg_kno は有効な知番の集合という一次的な意味があったため一次定表としていたが,今後は単なる _dg_oln 探索の隠しとなるため,_ 接頭子は外しておくことにした。
これを機に,自動的に採番される知番節下限・上限(採番範囲)については 0x10〜0xFFFE と明確に決めた。
デルン初期から,司組での利用可能性に加え,出来るだけ無意識に扱ってほしい知番で意味ありげな小さい数字を出したくないという意図もあり,ある程度下限を定めることは考えていた。とはいえ実装する上でそんな細かいことを考えている余裕が無かったせいもあり,dg_rsv_kno_ego() では 0x21〜0xFFFF まで取っていたり,最近の dg_rsv_kno() では 1〜0xFFFE まで取っていたりと,実装時期・箇所によりばらつきがあった。
知番節の出現位置で変えるということも考えたが,無駄に複雑化させるのは好ましくない。一律でと考えた時,0x10〜0xFFFE が司組・用者の便宜,分かりやすさ(キリの良さ)など総合して最善だろう。現状,16進数1桁を利用している第零番節とも整合する。
また,現状,別実装になっている dg_kno_ego_vac() も dg_kno_vac() に一本化することにした。