希哲11年9月26日から始めるが,デライト開発が本格化した希哲13年から不安定になる。
デライト正式離立後の希哲14年4月から生活習慣再改善を始める。
定休日のため無理をしない程度に作業をしようと思っていたが,一日,思いのほかぼーっと過ごせた。最近,休むに休めないことが問題だったので,少し安心した。久しぶりにぶらぶらサイクリングも出来た。
脳爆発に整理をつける糸口が掴めたことでだいぶ気が楽になったようだ。
第四次黄金状態では脳爆発に抗わず,むしろ促進してしまった方が良い,と考えてからしばらくは上手く行っていたが,こう脳爆発が続くと,噴煙で視界が悪くなるように頭の整理が出来なくなってくる。
これが心理的負担だったようで,最近,生活習慣は乱れがちで,心身の調子も概ね良好ではあるものの黄金状態というほど冴えてもいない,という微妙な状態が続いていた。
大輪郭整備を経て脳爆発が完全に利用出来るようになれば,今度こそ本当に第四次黄金状態を物にしたと言えるだろう。
ウクライナ侵攻についても,初めてまともに考えることが出来た。侵攻が始まった2月24日は,ちょうど新しい脳爆発の連鎖が起き始めた日で,まともに考える余裕が無かった。
20代のころロシア史を熱心に勉強して,『ラドガに到着したリューリクと兄弟達』を希哲館素材絵画にしたり,虎哲と並ぶ新交通機関構想にリューリクをもじった「竜力」という名前を付けたりしていた私にとって,運命を感じる事件ではあった。
そして,あの英米政治危機から顕在化した自由民主主義の脆弱さが招いた結果だ。私に出来ることは,知識産業革命を成し遂げ,希哲民主主義を確立し,独裁者に付け入る隙を与えない,強い自由民主主義を作り上げることしかない。私にしか出来ないことでもある。
ジパング計画にもいよいよ猶予が無くなってきたが,もう麻痺しているのか,不思議と重圧感は無かった。
この日は必達目標としていたデライト離立補完完了を逃したが,代わりに,もっと重大な収穫があった。
「黄金状態」と呼んでいた心身の理想状態に,「超黄金状態」を取り込むことに成功した,という確信を得たことだ。これを「第二次黄金状態」あるいは「新黄金状態」と呼んでおくことにした。
朝,胴体に関しては微肥満がほとんど解消されたように見えたが,反面,顔が妙に浮腫んで見え,肌もくすんで見えた。血行不良のような気がしたため,少し首や肩を回したりしている時,以前試してすぐやらなくなった耳揉みを思い出してやってみると,全身が温まるような感覚があり,頭も冴えてきた。鏡を見てみると,さっきまでの浮腫みが嘘のように取れており,肌にも透明感が出ていた。肌に滞っていた濁ったものが,一気に洗い流されたようだった。
頭も冴え,気分も高揚し,多幸感に満ちてくる,というのも「超黄金状態」と呼んでいた精神状態そのものだ。これまでと異なるのは,これが安定した生活律動と極めて良好な健康状態の中で発現したことだ。
そもそも「黄金状態」というのは,「心身の理想的な(調和)状態」を指して一昨年9月29日に用語化したもので,当初は健康・美容上の目標という感じだった。
それ以前から,私はしばしば精神的な理想状態を経験することがあったが,これは身体的な健康状態を伴わないことが多く,持続性も無かった。古くは閃きから,デルンの実用化,デライト開発の中でもたびたび経験することがあったが,間もなく脳過熱などの問題によって調子を崩していた。
最初のデライト正式離立に取り組んでいた昨年12月1日前後もこの状態に入っており,維持する方法を研究するために「超黄金状態」と呼び始めたことが同月2日の日記に記してある。「超」は,黄金状態を越えているが安定的ではないという意味で付けた。
今年に入り,デライト開発が少し落ち着いた4月頃から生活習慣再改善を始め,5月5日には黄金状態を取り戻し,11日には超黄金状態が一時的に見られた。脳過熱を抑制する方法を「制脳」として体系化し始めたのが5月17日,6月10日から12日まで超黄金状態の持続が見られたが,このときは過食が原因で中断した。
それからも生活律動・生活習慣を整え続け,身体面での問題はほぼ無くなり,制脳などの蓄積も出来たところでの発現だったため,超黄金状態は安定的に再現可能であるという確信が出来た。
これだけ気を付けているので健康は安定して良いことが多いが,いま一つ勢いに欠ける,ということが実は最近の懸念だった。来月20日までにとしているデライト収益化も,このままでは危うい気がしていた。そのため,デライト離立補完が多少延びても新黄金状態の獲得は嬉しい出来事だった。
超黄金状態が安定した時,これが新しい黄金状態になるわけだが,それをどう呼ぶかはたまに考えていた。「真黄金状態」も考えたが,これが最終的な黄金状態であるとは断言出来ない。結局,「第二次黄金状態」を厳密な呼称として,「新黄金状態」を簡単な呼称とすることにした。
なぜ耳揉みで再現出来たのか,についても考えた。これは即効性のある健康法だという噂を見て昨年6月11日にも試していたが,その時はあまり効果が体感出来ず,まじない程度かと思ってすぐにやらなくなっていた。考えてみると,その当時はすでに超黄金状態に入っており,特に必要な状態ではなかったのだろう。目的も,季節柄,自律神経を整えたいという程度のことだった。血行促進が最後の鍵だったのかもしれない。
もう一つ嬉しかったことは,デライト開発に専念し始めた昨年から問題視していた微肥満が,実はただの運動不足だったことが分かったことだ。解消した現在の体型と運動量・食事量が,痩せていた頃とあまり変わっていない。運動不足は明らかだったが,加齢による体質の変化も疑っていたため,もう一つ不安が払拭された。
外出自粛と精神的な余裕の無さで行けてやれなかった花の散歩に久しぶりに行けたのも良かった。これもちょっとした気がかりだった。
毎日飲む水をしっかり管理しだしたのはいいが,水の飲み方の配分にまだ慣れず,昨日は夜に量が偏ってしまった。これは流石に睡眠の妨げになった。今日は少し飲む速さを上げて,偏りなく22時までには飲み終えた。
以前にもカフェオレの類は21時以降飲まないようにしたことがあったが,いつの間にか守らなくなっていた。理想の入眠時間を23時として,今日から水は22時まで,それ以外の飲料は再び21時までとすることにした。
急激に冷え込んだ日でもあり,悪条件が重なってか日中は少し気怠さがあったが,それでもやるべきことはそれなりに出来た。こういう時に生活習慣,生活律動を日頃から整えておくことの大切さを実感する。
進捗時限法はまだ微妙なところで試行錯誤が続いているが,粘り強く最適解を探したい。
ここのところ天気が悪い日が続くが,良い機会なので筋力陶練の回数を上げていくことにした。
昨日から,射雨で体を洗う順番についての試行錯誤も始めている。長いこと,単純に頭・顔・首から下の順で洗ってきたが,よく考えると顔を最後にした方が良い気がしたため,頭・首から下・顔の順を試している。
ヘアマスクを浸透させているうちに首から下を洗い,流してから最後に顔を洗った方が合理的な気がしたからだが,調べてみると肌の強さの観点からもこちらの方が良いという情報がある。ただ,これだと首から下に余計なものが残る気がするので,ここは2回に分けるべきなのかもしれない。
今日は午前中まで疲労感を引き摺っていたが,午後からは調子が少しずつ戻り,夕方頃には絶好調時の気分を取り戻していた。
自覚していた以上に疲労の蓄積が見えた昨日の様子から考えて,いま短期集中生活に入るのは自殺行為に近いと判断し,これまで通り,健康と生活律動を保ちながらデライト開発を続けることにした。
必達目標としてのデライト収益化は1ヶ月先の7月20日まで延ばし,今月20日までの実現は努力目標に留めておく。
今日は調子を整えることに多くの時間を費したが,この調子なら明日からは開発作業に集中出来そうだ。
主に使っていたイヤホンの調子が少し前から悪くなり,コードのねじれ方で音量・音質が変わってしまうようになっていた。これが段々ひどくなり,集中を削ぐため買い替えることにした。
とりあえず,近くの家電量販店でつなぎのものを買ってきた。最初は Bluetooth イヤホンにしようかと思ったが,普段の使い方を考えると充電が必要なのは好ましくないためコード付きのものにした。
散髪に出かけにくく髪を伸ばしっぱなしだったこともあり,ここ数ヶ月髪の手入れも等閑にしていたが,髪質の劣化が目立つようになってきた。一昨日髪を切ってきたのも良い機会なので,今日からまた気を使うことにした。
また,何となく目に悪い気がしてこれまで日焼け止めを目の周辺に塗らないようにしていたが,よくよく調べてみるとさほど問題ないらしいため,今日から瞼・目頭・目尻・涙袋のあたりにも塗ることにした。
デライト正式離立に取り組み始めた昨年12月頃から,食事も含めて生活習慣の中で退行してしまった部分がまだある。少しずつでも取り戻して,進歩した部分と合わせてより完全なものにしたい。
希哲12年7月24日,毎日の整掃(整理整頓・掃除)を習慣として始める。時間を決めると続かないので,毎日,少しでも意味のあることをやり,それをデルンに記録していく。
希哲館事業が安定期に入って余裕が出来,一夜革命まで残り100日に迫った時期ということもあり,身辺整理も兼ねている。眠っている物や情報を有効活用出来るようにし,衛生環境も改善する。第一次総括同様,これまで,こうした作業をする精神的余裕がほとんど無かったので大きな変化と言える。昨年開始したデルンによる物品管理の手法も,スマートフォンの導入によって十分活用出来るようになっているため,好機でもある。
これにあたり,整理整頓と清掃を合わせた適当な言葉が見つからなかったため,「整理清掃」という言葉を考えたが,整理と整頓は微妙に違う意味で使われているため,「整」にまとめて「整掃」とした。いわゆる 3S を漢字で表現したもの。