気になっていた細かい不具合修正を済ませ,描写埋め込みや拡張子のみでの添付譜類参照の実装に入れた。
最近の輪郭整備で月庭の公開描出を見返すことが多くなり,何となく「C++ウェブ開発向けライブラリ」を見ていると,どうも定表記法らしいものを使っていることに気付いた。昨年,デライト公式でデルン初描出の日として参照していたが,その時はデラング整備が視野に入ってない頃だったせいか気にしなかった。
すっかり忘れていたし,DIL 0.2 の交度にも残っていないので,DIL 0.1 か,そんな概念もないデルン最初期に実験的に実装して間もなく自然消滅したのだろう。
そんなことを考えていたら,当時の実装の記憶がうっすら蘇り,するすると実装方針が出来上がった。1日もあればそれなりの形になりそうだ。これも自己考古学,自己累新か。
定表記法は個人的にあまり使う機会が無く,デラング整備でも後回しにしてきた。とはいえ,軽標記言語では目立つ記法の一つなので,これが出来ないことにはデラング整備を終えるわけにもいかない,というところだった。これで一気にデラング整備の終結が近付いた。
これをきっかけに,注意書き記法,折り畳み記法,差分記法,出典記法などその他細々とした記法の仕様検討も進んだ。