文書が整備出来ておらず申し訳ないです。
「輪郭」のイメージは,しいて言えば「宙に浮いた輪っか」です。ある輪郭から別の輪郭を覗く時,その関係は入れ子(階層)関係であり遠近関係です。したがって,手前から前景・中景・後景と呼びます(表示上は上部から下部へ)。階層構造を立体的に捉えることで,一つの情報が複合的な階層関係を持てるようにする仕組みです。
こちらの説明の方が分かりやすいかもしれません。
昨日就寝直前から中規模程度の脳爆発が連鎖し,難しかったデライトの課題が3つも,24時間のうちにほぼ解決してしまった。久しぶりにひどい,もとい,見事な脳爆発だった。
収拾をつけようとしてはいけない規模の連鎖なので,まとめは明日に回し,早々に寝支度を始めた。脳爆発の制御が上手くなったのも喜ばしいことだ。第四次黄金状態の定常化もすぐそこだろう。
希哲館事業における言語開発が上手く行っている理由として,希哲館事業構想の「大局観」とそれを支えるデルンの存在がある,とちょうど考えていたところだった。言語開発は,大局観が重視されてきた囲碁や将棋に似ていることにも気付いた。
この脳爆発が壮大な記号のパズルを完成させた時,棋士の気持ちが分かった気がした。
今日はちゃんと事務的な用事を片付けてきた。ついでに気持ちの良い天気の下でサイクリングも出来た。
やりたいことが多過ぎたので,コロナ対策の外出自粛にかこつけて希哲荘に篭りがちになっていたが,そろそろ5分でも毎日の散歩を再開したい。デライト2周年という大きな区切りを経て少し心境も変わってきた。
面白いもので,ちょっと運動不足になってきたと思ったら就寝直後にトイレに立つことが多くなった。血の巡りの影響が分かりやすい。
パンくず記法の使い方も熟れてきたため,今日から日記・副日記にも使ってみることにした。基本的に自分が読むものなので無くて迷うことはないが,たまに前景が雑多な輪郭で埋まって面倒なことはある。
ここで新規描出フォームの「前後景継承」機能を K#F85E での録入り以外では無効化しておくことにした。
これまで,吊るし輪郭がある状態では新規描出フォームの前景あるいは後景に吊るし輪郭の前景あるいは後景が追加されていた。
これは使いようによっては便利なものだが,予めこれを想定して輪郭を作っておく必要があり,気軽に使いにくいという問題があった。実際,ほとんど私しか使っておらず,意図しない使い方も散見された。
特に,自我アイコン設定機能実装以後,アイコンによっては見た目があまりよくないという問題もあった。特に私のように顔写真を使っている場合,『マルコヴィッチの穴』を髣髴とさせるなかなか奇妙な絵面になっていた。
個人的にも,ほとんどツイストや進捗時限記録でしか使っていない機能ではあったが,単一輪郭の引き入れ手段が他にあるのに比べて,これはここでしか使えないものだったので捨て難かった。
何らかの切り替え手段を用意することを考えていたが,なかなかこれといった案がまとまらないため,一番簡単な方法として,当面は自分専用の機能にしておくことにした。
_dg
}{_dg_oln
}{握接}{希哲15年8月31日9歩}(75)いったん終了。
この問題に気付いたのは今日正午前だが,昨日26時頃までは問題無かったため,この10時間ほどの間に発生したと思われる。
具体的には,_dg_oln で自我知番が K#F85E の場合に限り n_fg・n_bg がそれぞれ一つの数値に統一されてしまっているという問題だった。この数値は _dg で前景・後景の自我知番を検索した時の数値に一致することを確認した。
このことから,誤った UPDATE 求頼で K#F85E の全ての輪郭に更新をかけてしまった,ということは間違いない。その求頼がどのように発生したのか,ということまでは突き止め切れなかった。n_fg・n_bg を更新するのは dg_sync_n_fg()・dg_sync_n_bg() くらいなので,直接的にはこれらの仕業だろう。
発見してすぐ全輪郭に対して dg_sync_n_fg()・dg_sync_n_bg() をかけ,完了した13時30分頃には正常化したことを確認済み。
最後に1輪だけ,修正されないまま残った輪郭があることに気付き調べてみると,知番 A- 以後が 0 の明らかに不正な輪郭だった。描出は希哲9年6月26日,知名は「イタリアの地方自治」だった。デルンもまだ不安定な時期だったので,こんな輪郭が紛れ込んでいてもおかしくはない。いずれにせよ存在してはいけない知番なので,当該輪郭は削除済み。
一つの可能性として考えられるのは,この輪郭に誰かが握接し,不正知番が dg_sync_n_fg() か dg_sync_n_bg() の誤作動を引き起こした,ということだ。最近,クローラーの巡回も激しいので,握接したのは誰であっても不思議ではない。
ただ,軽く試象してみた限り,問題箇所は見つからなかった。流石に,多少の不正知番で WHERE 句が致命的な狂い方をしないようにはしてある。
それほど深刻な問題ではないこと,概ね可能性が絞り込めたこと,復旧も容易なことから,ここでいったん調査は打ち切ることにした。今後はこの問題を頭の片隅に置いて周辺作業を進め,再現した時は再調査することにした。
元々前後景輪数表示に関しては多少狂うことがあるのを認識していたが,この復旧作業によってそれらもいったん正常化したようだ。
また,全輪郭を再同期すると現状およそ1時間30分ほどかかることが分かったのも収穫だった。今後同様の対応が必要になった時の参考にする。
ご質問ありがとうございます!
記号 =} は,輪郭間の関係を表す記号で,「後景記号」と呼んでいます。逆向き {= は「前景記号」ということになります。
以下の図を見て頂くと分かりやすいのではないかと思いますが,「立体階層構造」とも言える輪郭同士の入れ子関係は遠近関係でもあります。つまり,親輪郭は前景(手前)で,子輪郭は後景(奥)に配置されているというイメージです。
親子というのは便宜上の表現で,正式な用語としては前景・後景といいます。一覧では三層になっていますが,中間のものは中景と呼びます。
この記号は,どちらかというと不等号や集合の記号のような数学記号のイメージで昔考案したものです。単純に連想関係を表す矢印のようにも見えるので分かりやすいだろうと思いました。
ちなみに,引き入れ関係は「輪括」(リンクルージョン)と呼びます。希哲館訳語で輪結(リンク)と引括(インクルージョン)の合成です。この二つの性質を合わせ持っていることを表現しています。
このあたりの用語・記号はまだ整備途上なので,将来的には変わる可能性もあります。
逆向きの方が直感的というのは新鮮なご意見だったので参考になりました。今後の検討材料に加えさせて頂きます。