知名検索は原則として「ほぼ完全一致」。最低限の正規化は行われる(正規一致)。
実装予定
---
/ ...
: 部分一致検索
&
: 部分一致の AND 検索
|
: 部分一致の OR 検索
!
: 部分一致の除外検索(NOT 検索)
末尾に ?!
: 知名検索(出放り)
末尾に !?
: 描写検索
末尾に ??
: 知名検索・描写検索
(末尾にスペースで越化出来る)
知名検索は原則として「ほぼ完全一致」。最低限の正規化は行われる(正規一致)。
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/ ...
: 部分一致検索
&
: 部分一致の AND 検索
|
: 部分一致の OR 検索
!
: 部分一致の除外検索(NOT 検索)
末尾に ?!
: 知名検索(出放り)
末尾に !?
: 描写検索
末尾に ??
: 知名検索・描写検索
(末尾にスペースで越化出来る)
…
}{—
}{希哲16年12月17日の開発}全知検索の課題として,AND 検索などと正規一致検索の整合性をどうするかという問題があったが,これも概ね整理がついた。
AND 検索はそもそも部分一致検索を組み合わせるものなので,これは OR 検索 とともに部分一致検索の一種と位置付けることにした。OR 検索は正規一致と矛盾しないが,そういう検索をしたい場合は稀なので統一感を取るべきだろう。必要になったら正規一致検索を明示する演算子を導入すればいい。
ただし,前方一致検索や後方一致検索を指定することは出来てもいい。a... & ...z
で開始文字列と終了文字列を指定出来るのは便利そうだ。
ここまでで概ね全知検索の設計・実装上の課題は片付いたと言えそうだ。
早期実装の目処がついたため,19日の開発でまとめた作業項目の優先順位で「検索語提案機能実装」としていた所を「全知検索整備」に拡大することにした。
reverse()
}{交度}{whr_kw()
}{希哲15年8月23日の開発}{検索語変換}(70)全文検索にはとりあえず pg_bigm を採用しておくことにした。知名検索でも中間一致検索の性能は課題だったので,これも解決出来そうだ。後方一致検索に関しては,PostgreSQL 9.1 から reverse() が組み込み函数として提供されるようになっているので問題ないだろう。
後縁の実装はどうとでもなるが,難しいのは用合いだ。全知検索窓をこれ以上ごちゃごちゃさせたくないので,まずは検索演算子として各種機能を実装したい。これに関しても,だいぶまとまってきた。
カンマを AND 検索に使うという構想があったが,& ボタンとの兼ね合いもあるので,まずは無難に &
か AND
で AND 検索,|
か OR
でOR 検索に対応することにした。除外検索は条件次第で -
を使えるようにしてもいいだろう。
部分一致検索については,省略記号 ...
とダッシュ記法を応用した ---
に対応する。
描写検索については,基本的には昨年7月27日3歩の方針を踏襲し,末尾に ??
を加える形で対応することにした。デラングとの兼ね合いで検索寸片をどうするかという課題は残るが,デライトではそれほど多用するものではないので,まずは普通に引っかかるだけで十分だろう。
一つの可能性として,検索ボタンをダブルクリック/ダブルクリックで検索対象を切り替える機能があってもいいかもしれない。
いずれにせよ,まずは既存の検索語変換交度を whr_kw() にまとめる作業から始めることになるだろう。
状況を整理した結果,今月はデライト収益目標達成にこだわらず,雑務を片付けて9月の達成を目指すことにした。
組計調整したとはいえ,6月までの収益目標達成を確実視して来たため,今月は何かと皺寄せが多い月になっていた。
それでも,今月中に達成しなければジリ貧になる,というような状況であれば他のことは一切無視してでも目指すところだが,だんだん状況も変わってきて,今月を乗り切れば9月まではデライト開発に十分な時間が確保出来る見通しになった。それも,今月は全部で10日分程度の消費で済むので,無理をするような状況ではなくなった。
収益目標にはほど遠いが,来月は多少の収益が見込めるようになったことも大きい。
今日までに何とか一段落させたいと思っていたデラング整備も,良くも悪くも広がり過ぎてまだ時間がかかりそうだ。全く予定になかった「キラキラ星記法」が分かりやすい例だ。
生活律動が乱れ,一日一文など日課が等閑になってきているのも気になっていたため,ここでいったん落ち着いて,また着実に「行進」するようにやっていきたい。
結局,昨年11月13日に収益目標達成の期限とした11月1日に近付いているが,そこまでは十分「早期成功」と言えるだろう。
デラング整備によりデライト文書整備の見通しも大きく改善し,最近では Dex の技法の Cν への応用を考え始めたり,全知検索の検索演算子の設計・実装も考えやすくなったり,「デライト」というサービス名称の SEO 上の欠点を補えそうなことに気付いたり,発展が著しい。
考えてみると,Cμ や νS,知機駒手などで言語設計の経験を積んでいたことが大いに役立っている。つまり,それだけの蓄積が無ければここまで出来ないということだ。
こんなこともあり,もう少し時間をかけて育ててもいいか,という気になっている。
これまで「無番検索」と呼んでいたが,よく考えるとあまり意味が表現出来ていないので「知番付け検索」に改称することにした。
自輪郭検索のアンパサンド方式のように,全知検索窓に知番付けの機能を持たせしまうことを考え始めた。
例えば,「知番付けしたい語 = 知番」と入力するとその通りに知番付けが行われるようにする。この時,その知番の輪郭を表示すれば確認しやすい。前後景一覧では知番の前に = 型の輪結でも付け,この検索結果に飛ぶようにすればいい。
知番付けしたい語と検索したい語が異なる場合は,矢印演算子を導入し「検索したい語 -> 知番付けしたい語 = 知番」のようにする。
検索演算子はアンパサンド方式のようにボタン化してもいいだろう。
この方式の利点は,実装も比較的容易で,用者が操作・状態を意識しやすく,調整もしやすいこと。余計な表示領域も作らなくて済む。
どうしても気になり,自我検索の切り替え方式についてあれこれ考えてみたところ,アンパサンドを代置語のように検索窓に溶け込ませ,打ち消し線を緑で表示,ここをクリックすると打ち消し線が消え,緑でアンパサンドが表示される,という方式を考案。これを仮に「アンパサンド方式」と呼んでおく。
当然,キーボード入力にも反応するようにし,検索演算子としても採用する。
一見してこれが自我アイコンと結び付いた検索語の一部であることもボタンとしての機能があることも分かりやすく,色彩・形状両面で状態を視認しやすくなっている。単純性も申し分ない。
何となくした寄り道のつもりが,前案のチェックボックス方式よりはるかに洗練されたものが出来た。自我検索切り替えに関しては,これ以上のものが出てくる気がしない。
終了。