{Cosense}{希哲社の強み}{作り上げてきた}{小さな一環}{本件}{価値観の違い}{社名変更}{優先した}{ビジネス上の都合}{感じさせない}(32)

{希哲18年5月23日の日記 K#F85E/0758-CC5C}

白銀日

最近の激動目が回るような感覚残っていたため,あれこれ頭の中の整理をしながらゆっくり過ごしただいぶ落ち着けた


Scrapbox のリブランディング関連して新しい商機経営戦略というものについても考えた

デライト正式離立後知り試用程度触っただけの私にとってScrapbox数ある小規模サービス一つでしかなかったが,デライト用者Scrapbox 用者高さデライトへの言及元が Scrapbox 用者であることの多さなどから,軽視するわけにもいかないし,かといって重視するには小さ過ぎるという,宙ぶらりん存在になっていた。

この現象をどう理解し役立てるべきなのか,答えが出ないままずっと来たが,今回ので,新しい商機つながる可能性見えてきた

というのもこのリブランディングが,あまりにも露骨法人顧客の方を向いていたからだ。名前変えるにしても,例えばSynapbox」とか「Collabox」とか,“遺伝子”を感じさせる変え方ありそうなものだが,サービス歴史対する敬意やら愛着やらといったものを全く感じさせないリブランディングになっている。商標問題などもあって社内色々検討した結果……にしても,用者文化よりビジネス上の都合優先したことは明らかだ。

社名変更の時から薄々感じていたことではあるが,希哲社デライトHelpfeelScrapboxCosense価値観の違い本件はっきりした組織法人相手事業拡大急ぎたい Helpfeel と,急拡大避けて個人用者中心文化じっくり育てたい希哲社違いだ。希哲社にとって,哲学その名の通りであり,切り売り出来るものではない。その制約の中で事業続けられる体制作り上げてきたことも希哲社の強みだ。

個人のための Scrapbox」を求めているへの売り込みは,少なくともデライト市場戦略小さな一環くらいにはなるかもしれない。

23日
書き上げ
{Cosense}{シナップボックス}{Scrapbox}(3)
{Cosense}{名称変更}{リブランディング}{命名}(4)

{Scrapbox のリブランディング K#F85E/0758-8865}

確かにもともと良い名前とも思えなかった(語感も語呂も悪くサービスの性質を上手く表現できているわけでもない)が,更によく分からない感じに。今おもえば,「Scrapbox」という名前には,技術者っぽい不器用さがあってそれはそれで味があったし,「スクラップ入れ」のような誤解にも一定の合理性があったのだろう。気負わずに書ける場所,みたいなイメージで。ツイートが「つぶやき」と誤訳されたことで初期 Twitter が日本人に利用されやすくなったことを思い起こさせる。

Helpfeel Cosense は,良くも悪くもマーケターが考えた感じ(実際のところはともかく)で,ロゴも含めてありきたりな印象になったが,まあ,法人営業の立場を考えるとやむなしという気もする。「弊社の Scrap……」とは言いにくい。

{コセンス}{Cosense}{デライト}{Scrapbox}{Scrapboxとデライト}{デライト}{デライト}{デライト}{Scrapbox}{Scrapbox}(13)
{Cosense}{戦略的失敗}{軽量標記言語}{サービス固有言語}{角括弧}{記法}(6)

{Scrapbox 記法 K#F85E/E74C-A6EF}

全体的に野暮ったい記法が多いという印象があり,宇田川の評価はあまり高くない。ただし,Markdown 一辺倒の風潮に反旗を翻す姿勢には共感できるので,嫌いというわけでもなく,面白い試みとして見ている。

様々な用途で使われる角括弧単独採用してしまったのは戦略的失敗か。

ウィキでよく使われる二重角括弧を冗長という理由で単純化した,というような開発者の話を読んだ記憶があるが,なぜ単独角括弧が避けられたのか,という視点が欠如していた。適切な越化手段があれば補えない欠点ではないが,現時点ではなさそう。

(1){あれ}
{Cosense}

{}