調子は良かったが,夜には若干疲労感があったため陶練の再開はお預け。
しかし,ぼんやり考え事をしていたらまた夜更かししてしまった。
最終的に収穫は少なくなかったものの,今月の組計についての考え事などで日中はまたぼんやりしてしまった。例によって夜に調子が上がってきたが,生活律動のため抑制した。こんな日が続いている。夜更かしして進捗を伸ばすより,朝から本調子が出せるように生活律動を整えたい。
昨年の今ごろ風邪を引いた教訓があるため,「無理をしない」ことも意識することにした。どうしても無理をしたくなる時期だが,体を壊しては元も子もない。
日中ぼんやりしてしまうのも,必要な休息の場合もあれば,重要な考え事の場合もある。特に後者の場合は,無意識のうちに脳過熱が起きていることがあり,進捗不足だからと作業を詰め込むのは危険だ。疲労感には必ず理由があるので,疲れを感じたら素直に休むことにする。
まだ若干脳疲労感が残っていたため引き続き半休にした。明日は姪達を預かることになっているので,明日まで半休にして生活律動調整をすることにした。思えばこの上旬だけでも色々なことがあった。「平常心」という言葉を最近よく意識しているが,それくらい冷静でいることが難しい状況だ。
現状,新生デライト開発に迷いは無いし,デライト宣伝の効果にも十分期待出来る。あとは生活律動と適切な時間配分,高進捗を維持出来るかどうかだ。いつものことながら,こういう状況に弱い。一寸先は闇という状況では平然としていられるのに,見通しが良く,あとは地道に努力するだけ,となると急に気持ちがぐらついてくる。それはここまでやって来られた理由でもある。
日々やるべきことをやるだけ。それだけで,2,3ヶ月以内のデライトの完全な成功が視野に入る。それは,世界初の実用的な知能増幅技術の商業的成功であり,とりもなおさず世界史上最大の成功だ。極端過ぎるが,その極端さを狙ったのが希哲館事業発足以来の一夜革命構想なのだ。そんなことを考え出すと,希哲館事業の歴史や自分の人生の歴史までしみじみ振り返ってしまう。
本心では,気楽な生活との別れを望んでいるような望んでいないような,なんとも言えない気分。それに子供の頃から苦手な既定路線。決して得意な状況ではない。ただ,もっと若い頃と違って今は強い義務感がある。やりたいかどうかではなく,やるべきかどうかで考えられる。頑張るしかない。
……色々なことを考えていたら結局夜更かししてしまった。明日はこれを利用して早く寝ることにした。
これから新生デライト開発本番だという時に金風が起きて環境が激変し,整理が追いつかないでいた時にデラング整備に頼るようになり,間もなくデラング的転回にいたる……金風が起きなかったら今頃どうなっていたのか,などと考えていた。
いずれにせよ別の道筋でデラング的転回にもデライト収益乗軌化にも到達していたのかもしれないが,なんだか不思議な気分だ。いま最善の道を走っているという実感があるのが嬉しいだけに,当時の自分が迷い子だったように思えてくる。当時は当時で,少し前の自分に対して同じことを感じていただろうから,未来の自分から見れば今の自分も迷い子なのだろうか。
昨日夜更かししてしまったが,それを逆手に取って早起きして,21時前には寝支度を始められた。これで一気に生活律動矯正が進むか。
dlt.kitetu.com
}{デルン10周年}{デライト2周年}{熱}{一要素}{日記}{意味符号化}{原点}{デライト}(147)10年前のこの日,デルンに最初の描出をした。それがデルンの始まりとするなら,今日でデルン10周年だ。
大小様々な追い風を受け絶好調な今のデライトも,この第一歩が無ければ存在しなかった。そう思うと,色々な感情が溢れてくる。
最近,あらゆる面でデラングがデライト開発の主役になっていると感じていたが,それが何故なのか,実は理解が追いついていなかった。直感に導かれるままここまで来た。この節目にデルンの歴史,輪郭法の歴史を振り返ったことで,ようやくはっきり理解出来た。
輪郭法の原点は,「意味を書きたい」という欲求だった。“意味記述のための意味管理”を可能にするために輪郭法は生まれた。その閃きが,希哲館事業のビッグバンだった。
だから,意味記述の技術であるデラングが重要なのは当然だ。それを忘れていたわけではないが,どこかでデラングの重要性を過小評価していた。輪符による意味符号化が出来た時点で,あとは「おまけ」という感覚があった。気付いてみれば,これがとんでもない誤解だった。
輪符による意味符号化が出来たところで,それだけでは活用範囲は広がらない。デラングの表現力を高めるということは,意味を書ける領域を広げるということに他ならない。私にとって,何より本質的な仕事だ。今の今まで,これが理解出来ていなかった。
デラングによる対 Markdown 戦略をデライト市場戦略に組み込みながらも「第四次デライト市場戦略」にしなかったのも,明らかに全知検索に代わって黄金循環の中心になっていることを感じながら「第二次黄金循環」とすべきか迷ったのも,この無理解のせいだった。
理解出来てしまえば迷うことは何も無い。今日から希哲館事業の中心はデラングであり,第四次デライト市場戦略の始まりであり,今は第二次黄金循環の真っ只中なのだ。
今日は考える余力が無いが,これまでの,新生デライトの一要素というデラングの位置付けも見直す必要がありそうだ。いずれにせよ,“デライトのためのデラング”ではなく,“デラングのためのデライト”になることは間違いない。デライト開発における言語論的転回,「デラング的転回」とでもいうべきか。
既にデラングは独立した言語という位置付けを持っているため時間の問題ではあっただろうが,デラング文書はドメインも dlt.kitetu.com から切り離し,dlng.kitetu.com などとして公開することも決めた。
デラング開発には,CnD 開発や Synx 駒手,知機駒手開発,希哲館訳語や交度英語の整備などで培った経験と技術を幅広く活かせること,高度非言語思考を支援するデルンが欠かせないことも感じていた。しかも,なかなか世に出せなかったこれらの技術・献典よりずっと世に出しやすい性質を持っている。希哲館事業における言語開発の集大成とするに不足はない。
デライト収益乗軌化も目前,デルン10周年,3日後にはデライト2周年という節目にこの気付きを得たことに大きな意味を感じる。脳爆発の噴煙で悪くなっていた視界がまた一気に開けたようだ。
生活律動矯正中ではあるが,この日記だけは熱が冷めない内に書いておきたかったので夜更かしした。
定休日だったため,気ままに考え事や開発作業などをして過ごした。
デライト収益目標達成に迫ったこともあり,個人知識管理サービスの収益性についてよく考えた。やはり,複雑・鈍重になりやすい上,人口も限られているこの種のサービスはまだ「儲からないサービス」だ。分野として主流になれない理由だろう。
少し気になることがあり,開発通類でいくつかのサービスを分析していたが,やはり実装の雑さで開発現場の状況や台所事情が透けて見える。
しかし,高度に最適化された実装技術,単純で見通しの良い設計,KNS という根想,超高効率経営など,デライトはそれを解決する鍵を揃えている。この少ない用者数で収益目標達成が見えてきたのもそのおかげだ。奇跡的に恵まれた状態にあるのだということを改めて実感した。
こんなことを考えていたら妙にやる気が出て,また夜更かししてしまった。あまり休めた気はしなかった。
最近,断帯を伴う出振るいのタイミングに迷うことが多く,結果的にまとめて行うことも多くなっていた。今後,急がない出振るいについては意識的にまとめて行うことにした。
保守作業中ページへの切り替え機能再整備,違了処理整備,輪郭選り手抜控機能整備を経て出振るい作業もずいぶんやりやすくなったが,機会損失に繋がる断帯は最小化したい。
時間帯も,深夜にまとめようかと思ったが,生活律動との兼ね合いがあるため5時台の「早朝出振るい」を心がけることにした。朝のデライト宣伝は6時台が最適と考えてきたため,流れとして丁度良いだろう。
これに伴い,明日から5時前起床を目指すことにした。最近,夜更かしが目立つようになってきたためこれも丁度良い。