14時頃,kn bup-dvd
によって抜控 DVD を作成,kn bup-xhdd
による外付け HDD への全体抜控を実行。
{デライトは早過ぎた K#F85E/E74C-505B}
宇田川浩行まただいぶ間をあけてしまった一日一文だが,少しゆとりも出来てきたのでぼちぼち再開したい。継続性について考えてしまうといつまでも再開出来ないので,停止したり再開したりは今後も繰り返しながら,あまり気負わずやっていく。
半年ほど前から,デライト市場戦略にも大きな変化が生じている。個人知識管理サービス市場での競争よりも SNS 市場での競争という意識の変化だ。
当初から次世代の個人知識管理サービス(高機能メモサービス)としての売り込みを考えてきたデライトだが,2年以上の市場活動を通して,“時期尚早”の感が拭えなくなってきていた。
「デライトは従来の個人知識管理サービスとは桁違いの情報を扱える」という趣旨の発言をしたところ,その意図を全く理解出来なかった一部界隈から怒られるという,今となっては笑い話のような出来事(N10K 騒動)もあったが,最近,Notion の小さな流行にも考えさせられることが多かった。
綺麗で仕組み作りが楽しいと評判の Notion は,個人知識管理においてはどちらかというと初心者向けのツールだ。
よく,「勉強が出来る人のノートは意外と汚い」などと言われるが,個人差はあれど,その傾向があることに不思議はない。優れた記録術というのは,自分にとって必要な情報を的確かつ効率的に記録して取り出せる技術であって,それは他人から見て綺麗なものではないことが多い。それどころか,自分の理性に反するものであったりもする。
{希哲16年12月19日の日記 K#F85E/E74C-647D}
宇田川浩行{希哲16年11月14日の日記 K#F85E/E74C-87D0}
宇田川浩行GAFAM の停滞,Twitter の混迷,中間選挙にも表れた米国政治・世界情勢の膠着。世界の行き詰まりは誰の目にも明らかとなり,その突破口である希哲館事業とデライトにとってはこれ以上ない舞台が整いつつある。
デライトの現状からすると,完全な成功はデライト3周年の来年2月13日までに果せるかどうかだろう,と考えてみて,まだ正式離立から3年も経っていないことに愕然とした。6,7年は経っているような気分だった。意識が先走り過ぎていたのかもしれない。
大輪郭整備では初期ツイストの見直しも始めたが,ちょうどデライト構想が出来たばかりの頃のツイスト群で,何かと感慨深かった。当時はデライトの離立が全てだった。当然,それでは何も終わらなかった。結局,「完全な成功」も通過点の一つに過ぎず,また新しい課題が立ちはだかるのだろう。これからもずっと,それが私の日常なのだと思うとかえって気が楽になった。
最近,輪郭整備を意識しなくても自然と丁寧な描出が出来るようになり,良い傾向だと感じている。
輪郭整備は無計画にやっているとキリがなく,迷子になりやすいので副日記に専用記録を加えることにした。「輪郭整備記録」というのも煩わしいので,「整輪」を造語し「整輪記録」とした。傾向や進捗の把握,中断・再開も容易になり,開発との釣り合いも取りやすくなるだろう。
最近,輪郭整備を強く意識するようになった現実的な理由の一つに,SEE による検索流入の伸び悩みがある。検索流入は極めて緩やかに増え続けているが,デライト市場戦略を補完する役割を十分に果せていない。
デルン/デライト自体が前例のない司組である上に変化が激しかったため,SEO 効果の測定も難しかったが,9月までの開発で司組上の課題がほぼ全て解消したことで,献典不足という問題に向き合わざるをえなくなった。特に,9月の輪郭情報取得改良による高速化,サイトマップ改良後は検索流入にも顕著な好影響が見られたものの,10月中旬頃からまた停滞してしまっている。こうなると,ページ数に対する献典不足以外に問題が考えられない。