初期のデライト開発では、手軽に使えることよりも、どこまで高度な使い方が出来るのか?を試す必要がありました。複雑な作業を効率的にこなすため、PC の機能に依存することになりました。いわゆるオーサリングツールを使う感覚に近いです。

{あれK#9-C7C6/A-2123}
デライトとしては、この波に上手く乗り、他にない高度な情報の組織化、思考補助を可能にするサービスとして一気に躍り出たい考えです。目指すは Evernote……ではなく、まずは Facebook と Google を併せたような GAFAM の水準を越えた企業を創ることです。

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世界は工業から知識産業の時代に変わろうとしています。より高度な知識がより大きな富を生み出します。個人知識管理(PKM)は、これから検索や社交(SNS)以上に重要な分野になってくるでしょう。しかも、まだ日本人にも頂点を狙う隙があります。挑戦しない理由はありません。

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こちらでも書いた通り、デライトの目的は「高度な個人知識管理サービスを万人に提供すること」です。Notion に比べ Roam Research や Scrapbox はユーザーに歩み寄れていない、という所から話は始まっていますが、この意味では Notion も含め分野全体に課題があります。

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一方、Roam Research のように、他のサービスより高度な情報の蓄積が可能であることをウリにしているものもあります。しかし、このマーケティング手法にも大きな欠点があります。そもそも個人知識管理を深く実践しているのは人口的に「ひとつまみ」という現状、「深さ」の価値は殆ど伝わらないのです。

{あれK#9-C7C6/A-EA36}
Notion や Roam Research のような高度な情報の体系化を可能にするサービスに比べ、Evernote は低機能だとされていますが、実はこれは強みでもあるなと感じています。使いこなし方が難しいと言われている新しいサービスを見ると、「何も考えずに放り込むだけ」というのは発明だったのだと思います。

{意味を書く? K#9-C7C6/A-8163}
さて、長くなりましたが、輪郭法という考え方で高度な知識管理、意味管理は可能になりました。では、「意味を書く」ことはどうでしょうか。デライトでは画像のように、意味を管理しながら意味を書く、という少年の夢が実現しています。「文字を書いた」このツイートと見比べてみて下さい。
