{世界一 K#9-C7C6/A-611D}

デライトは、構想・技術・コンテンツ・デザイン……あらゆる面で良くも悪くも世界一独自性の高いサービスではあると思います。良く言えば面白い、悪く言えば訳が分からない……。

よく言っていることですが、デライトの目標は Evernote を越えて「世界一のメモサービス」になること……ではありません。とりあえずの目標は Facebook、Google を抑えて世界一の情報系サービスになることです。最初からそれが出来なければ意味が無い、「最大か無か」しか見ていないプロジェクトです。

その日本はご存知の通り、IT 産業の育成に失敗、長年の経済停滞に苦しんでいます。日本人が世界一の富豪に、日本企業が世界一の企業になれた工業の時代はとうの昔に過ぎました。代わりに世界を席巻しているのが米中の IT 企業で、日本最大のトヨタも埋もれています。

希哲館もデライトも、日本と日本語を最も重視しています。開発者は日本生まれ日本育ちの日本人です。最も深い思考が出来るのは母語である日本語です。そこから輪郭法も生まれました。英語に対する引け目は全くないので、重要なことは全て日本語で語ります。でなければ日本から世界一は生み出せません。

デライトは、世界初の実用的な知能増幅技術としても、ザナドゥ計画や WinFS の理想を実現する技術としても、業界史上最大級の試みであり、正しく育てれば GAFAM 以上の成功も夢ではないと思っています。狙うのはあくまでも世界一であって、Evernote を越えることではありません。