{つぶやき K#9-C7C6/A-419F}

日々の「つぶやき」は知識の種です。当然、個人知識管理サービスでツイートの類を管理したいという需要は昔からある程度あります。各開発者も認識しているはずです。にもかかわらず KNS が実現しないのには設計上の障害があるのではないかと思います。

例えば Twitter では「つぶやき」とはいえ読み手を意識して書くことが多くなりますが、デライトは思いついたことを長さも脈絡も気にせず書けます。まさに脳内情報を垂れ流しにするようなもので、これが「頭脳配信」の所以です。発想支援の観点からはむしろ「ジャンク情報」こそ重要だと考えています。

また、輪郭の名前は任意です。重複も無名も可です。なぜなら、脳は名前で情報を管理しているわけではないからです。脳同様「あれ」で情報を扱えるのがデライトです。これは KNS という応用を可能にしました。つぶやきにいちいち名前は付けられませんから。

https://twitter.com/Dlt_jp/status/1330439952115625984

最近、ツイートを個人知識管理サービス上に保存しておくことの有用性が一部の利用者のあいだで共有されるようになりましたが、それをより直接的に実現していたのがデライトです。日々の「つぶやき」が縦横無尽に結び付き、情報が無駄なく蓄積になっていきます。

日々個人知識管理（PKM）周辺の情報収集はしているのですが、たまに「Twitter のように使えるマインドマップ（やアウトライナー）が欲しい」といったようなつぶやきがあり驚かされます。ただ、まだそういう人が集まれる場所がないという感じですね。デライトがそうなれるといいのですのが……。