{Globasaの文法}(1)

{Globasaの仮定表現 K#7D71/44D5}

仮定の内容は eger で導く。

  • Eger hay barix fe jaxadin, mi xa no idi cel ergodom.「明日雨が降るのなら、私は職場に行かない。」

ger を用いて仮定法のような表現をつくることができる。

  • Eger mi (ger) hare 500 mega Yen, mi ger ogar in kastilo.「もし私が 5 億円持っていたなら、城に住んだことだろう。」
    • Eger で導く側の節では ger を省略するのがふつう。
{Globasaの文法}{疑問文}(2)

{Globasaの疑問文 K#7D71/9A0E}

肯否を訊く際には、文頭に kam を置く。

  • Misu kamer sen day.「私の部屋は大きい」
  • Kam misu kamer sen day?「私の部屋は大きいですか?」

このほか、ke- で始まる相関詞を用いることで穴埋め形式の疑問文がつくれる。

  • Keto sen day?「何が大きいですか?」

疑問文でも語順は通常のまま。Wh移動はしない。

{Globasaの文法}{Globasa}(2)

{Globasaの時制 K#7D71/79D3}

専用の助詞を動詞に前置して表す。

語彙
le過去
nun現在
xa未来
  • le yam「食べた」

現在を表す nun は通常省略される。

{Globasaの文法}(1)

{Globasaの比較級 K#7D71/3D8F}

maxmo, minmo, samamo の後に形容詞を続ける。比較対象は kom で導く。

  • maxmo bon kom to「それよりも高い程度だけよい、それよりもよい」
  • minmo bon kom to「それよりも低い程度だけよい、それほどにはよくない」
  • samamo bon kom to「それと同程度だけよい」
{Globasaの文法}{使役化}(2)
{Globasa}{Globasaの文法}(2)

{Globasaの綴りと発音 K#7D71/7979}

a から z までの 26 文字を使う。ただし、q は原則として使用されない。

文字発音(IPA)文字の名前
aäaya
bbibe
ct͡ʃʰice
ddide
eeya
ffife
ggige
hxihe
iiiya
jd͡ʒije
kike
llile
mmime
nnine
ooya
pipe
rɾire
ssise
tite
uuuya
vvive
wwiwe
xʃixe
yjiye
zzize

アクセントは最後の子音から見て直前にある母音に。

  • matre, doxo, pia
{Globasa}{Globasaの文法}{人称代名詞}(3)

{Globasaの人称代名詞 K#7D71/801A}

Globasa日本語
miわたし
imiわたしたち
yuあなた
uyuあなたたち
teかれ※1
eteかれら※1
toそれ
otoそれら

(※1 性を問わない。)

一人称複数(imi)は包摂性を区別しません(=「あなた」が含まれているかを気にせずに使用してよいです)。

te, ete は動物を指す場合にも使用されます。

to はモノとコトの双方を指せます。また、英語の it などと同様に、分裂文(cleft sentence)をつくるためにも使用できます。

{Globasaの文法}(1)

{Globasaの助詞 K#7D71/0E0B}

公式文法ではひとつの品詞ということになっている。

時制の助詞や極性の助詞などがある。ci (名詞に後続することで愛称のようなものをつくる。bwaw「犬」→bwaw ci「ワンちゃん」。)も助詞ということになっている。

{Globasa}{Globasaの文法}{受動態}(3)

{Globasaの受動態 K#7D71/67EE}

単に be- を動詞に前接するだけ

  • mi lubi yu 「私はあなたを愛する」
  • yu belubi mi 「あなたは私に愛される」

習慣や慣例を表す du- が be- と併用される場合、 bedu- の語順になる

  • mi duyam to.「私はそれを食べる習慣がある」
  • to beduyam mi.「それは私によく食べられている」
{Globasaの文法}{関係詞}{Globasaの品詞}(3)

{Globasaの関係詞 K#7D71/B91E}

関係詞 hu は名詞を文で修飾するために使用される(雑な説明)。

  • doste「友人」
  • X yam pingo「X は林檎を食べる」
  • doste hu da yam pingo「林檎を食べる友人」
    • 友人であって、林檎を食べるような者
  • kitabu「本」
  • mi kari X「私は X を買う」
  • kitabu hu mi kari da「私が買う本」
    • 本であって、私が買うようなもの

da は代名詞。修飾しにくる文(X は林檎を食べる、私は X を買う)において修飾先の名詞(友人、本)のあるはずの場所に出現する。
原則として da は省略できない。

{Globasaの文法}

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