輪郭小窓実装。出振るいを目指したものの,細かい見触れの調整で終了。手触りはだいぶ良くなった。
昨日の装体案では三景を重ねるように領当てしたが,これだと前景・後景の位置関係が分かりにくくなることに気付いた。かといって逆にすると構造的に不自然になってしまう。重ねないように修正してみるとすっきりした感じになったのでこれを採用することにした。
今日は1回目の新型コロナワクチン接種で朝から出かけ,少しぶらぶら歩いた。
金か時間かの岐路で時間を選んで歩んできたこの9年だが,もし金を選んで,今と同じくらい奇跡的に成功し,数百億円やら数千億円やらの金を手にしていたらどうなっていたか,などと考えた。
やはり,希哲館事業をここまで持ってくるには,そこから更に10年前後かかるだろう。それも奇跡的に上手く行っての話だ。時機を逃せば,どれだけ金をかけても時間をかけても無理だろう。しかし,今の希哲館事業なら金はどこまでも,どうとでもなる。
どこにも売っていない,誰も持っていない物は時間から生み出すしかない。金は後から付いてくる。この考えは正しかった。どれだけ金を積んでも手に入れられないデライトという至宝を,いま私は手にしていて,金の心配まで無くなったのだから。
帰ってからは作業場周りの大掃除をした。積年の垢を落とせたようで清々しく,気持ち良かった。
色々な思い入れのある音楽を聴きながら,色々な思い入れのある物の埃を取っていると,ここにいたるまでの思い出が走馬灯のように蘇ってくる。思わず感極まってしまった。
つくづく,恵まれ,助けられてきた人生だった。今度こそ自分が皆を助けられるように頑張らなくてはならない,と思えた。
目立って悪いところもなく,記憶している限り手触りも色も愛用していた物に近いが,やはり何年も使っていたものの代わりとしては多少の違和感がある。以前の物も最初はそんな感じだった気もする。使っていれば馴染むのかもしれない。