古い給湯器があまりにも良い仕事をしてくれたので交換前に拝んでおきたくなり,ほとんど見なかった設置場所を見てみた。型式は GTH-2427AWX3H と書いてあった。
聞いていた水漏れは想像していたよりひどく,ぽたぽた程度かと思ったら給湯器の下からぼたぼた漏れていた。トイレに入ると晴れなのに雨音のような音が聞こえることが以前からあり不思議だったが,原因が判明した。水道代から考えて常時これではないはずだが,水もかなり無駄にしていたらしい。使用量にしては少し高いとは思っていた。
最近,希哲荘の環境を整えるのが秘密基地作りのようで妙に楽しく,興奮でまた睡眠が不安定になってきている。
SLFS 初の無線 LAN 化で一応接続は出来るようになったが,無線 LAN 子機の動作が不安定だったため,調整を兼ねて主力機の USB 配線整理をした。基本的な配線も決めておいた。非常に見通しが良くなった。
もともと USB ポートの当たり外れが大きい上にいつも適当に抜き差ししていたので相性による不具合が起きがちで,清掃後の復元も面倒だった。そろそろ作業場清掃もしたい時期だったので丁度良かった。
体感的に十分な速度も出て,この USB 配線整理で子機の動作も安定したため,ここでネット環境整備は一段落とすることにした。あとは微調整程度でいいだろう。
やはり設置場所が正解だったらしく,家庭用路定機(Speed Wi-Fi HOME 5G L11)の管板で初めて100Mbps以上出ていることを観測した。速度が出やすい 4G+ を拾っていたようだが,同じ 4G+ でも以前の設置場所では最高で70Mbps程度だった。低い時でも30Mbps台で安定している。以前は数Mbpsあたりでうろうろしていることも多かった。
希哲荘では通常 4G(au),たまに 4G+ や 5G を拾うという状況だが,この感じだと,本格的な 5G を待たずとも 4G+ や NR 化あたりで通信品質が改善してくれれば十分だ。
安定性にはまだ課題があるものの,以前の光回線(SoftBank 光)と比べても体感速度は遜色ない,どころか,むしろ速い気がすることさえある。速度計測もほとんどしたことがなく,姉が契約していた回線なので詳細もよく知らないが,感覚的には100Mbpsも出ていたか怪しい。
光回線・有線 LAN から諸場通信・無線 LAN への移行でどの程度通信品質が維持出来るか半信半疑だったが,期待を大きく越えてくれた。作業場もすっきりし,清掃・手入れしやすくなった。
あと気になるのは無線 LAN 子機の寿命くらいだ。経験上,この手の機器は寿命が短い。今回の製品は特に小型だが,Linux では大小問わずよく壊した。Linux ドライバの問題や連日長時間使用のせいもあっただろうが,これと設定の面倒臭さが Linux で無線 LAN を敬遠するようになった二大要因だった。
ただ,ここまで費用対効果が高ければ,壊れたら壊れたで,買い替えもあまり惜しくない。安定性が改善しなければ,もう少し高いアンテナ付きのものか中継機を買ってもいいかもしれない。いずれにせよ,故障時のことを考えれば予備も欲しい。
家庭用路定機の設置場所についての検討の結果,作業場から有線で繋げられる範囲では限界があることが分かったため,SLFS でも使える無線 LAN 子機について検討。
Linux では情報が多いことが重要なので,Amazon の売れ筋から探し,TL-WN725N に次ぐ2位だった Archer T2U Nano を注文しておいた。安価で十分な性能を持ち,Linux での動作報告も比較的多く,評価もそこそこ良い。予め,必要なドライバが引装出来ることも確認済み。
以前から USB ポートの不足を感じていたため,USB ハブ(BSH4U25BK)も一緒に注文しておいた。
昔は Linux でも無線 LAN 子機をよく使っていたが,毎回下調べやドライバの引装が面倒な上に,ドライバのせいかよく壊れるので,SLFS では専ら有線 LAN だった。
とはいえ,いつまでも無線 LAN が使えないままにしておくわけにもいかない。ネット環境の選択肢を増やすためにも,これを機に無線化してみることにした。
Archer T2U Nano を Linux で動かすためには rtl8812au が必要らしいので,概ね以下の手順で引装・読み込み出来ることを予め確認しておいた。
$ wget https://github.com/abperiasamy/rtl8812AU_8821AU_linux/archive/master.zip
$ unzip master.zip
$ cd rtl8812AU_8821AU_linux-master
$ make
$ sudo make install
$ sudo modprobe -a rtl8812au
rtl8812au には派生版が多くあるが,一番多く参照されている aircrack-ng 版は make で躓いた。
あとは実機を挿して反応してくれれば設定の流れはなんとなく覚えているので何とかなるだろう。
適当にしていた家庭用路定機(Speed Wi-Fi HOME 5G L11)の設置場所について検討。
昨日,移動させながら速度計測してみたら設置場所で思ったより大きく速度が変わることが分かった。
現状,速度は妥協出来ないこともないが不安定なのが気にかかる。
以前の光回線では,速度を気にするような使い方もせず,実際気にならなかったので速度計測自体まともにやったことが無かった。たまに試して,「こんなものか」と思った記憶だけが残っているので,可もなく不可もなくだったのだろう。
比較のため撤去前に計測しておこうと思っていたが,いざ家庭用路定機が届くと早く試したくなり,設定切り替えした時点で戻すのも面倒になってしまった。