長期安定体制の確立に向けて着々と整備が進んでいる。デライトの完全な成功を無理に急ぐ必要もなくなり,気持ちのゆとりも出来ている。あとはそう遠くない希哲館事業の成功に向けてじっくり,ばら成し良く諸要素を整えていくだけだ。
{希哲17年6月6日の日記 K#F85E/E74C-2609}
宇田川浩行{希哲17年5月28日の日記 K#F85E/E74C-DEF2}
宇田川浩行{希哲17年5月12日の日記 K#F85E/E74C-ABEF}
宇田川浩行最近,顔付きにも精神状態にもデライト開発に入る前の希哲12年あたりの懐かしいものを感じている。デライト以後の高次化した黄金状態とも異なる,自然で穏やかな黄金状態が続いているような感じで,これはこれで良いものだと思う。
思えば,デライト開発が始まってから,一応の休日はあっても本当に心が休まることなどありえなかった。知らず知らず,気持ちのゆとりが出来ていたようだ。この心境の変化の要因を探ってみると,デライト開発とデライト市場戦略の局面の変化に行き着く。
目先の当努を追いかけながら,個人知識管理サービス市場における小さな波を大きくすることに四苦八苦する,これが長いことデライト開発というものだったが,今は,すぐそこまで来ている SNS 市場の大きな波を待ち構えながら,少しずつでもばら成し良く当努を進めていけばいい,という考え方が出来ている。これを軸に,生活全体がばら成し重視になってきている。
デライト以前の生活への回帰,というようなことは長期戦態勢に切り替えた昨年10月頃から11月頃にも感じていたが,間もなく第三次快調期が始まるなどして慌しくなり持続しなかった。回帰したまま希哲館事業の成功に向けた希望が保てるほどの条件も揃っていなかった(昨年12月21日の日記)。その後,新生デライトが仕上げ段階に入り,第五次デライト市場戦略の方向性が固まったことで条件が揃ったのだろう。
何はともあれ,“デライトのあるデライト以前のような生活”ほど幸福なものはないな,としみじみ思った。
{希哲17年4月2日の日記 K#F85E/E74C-054B}
宇田川浩行{希哲17年1月3日の日記 K#F85E/E74C-9D6C}
宇田川浩行比較的早く調子を上げることが出来,開発作業もよく捗った。この調子で行きたい。
週1回くらいでいいと思っていた全身浴だが,結局毎日のようによく入っている。夜の休憩や,就寝前に気分を落ち着かせるのに丁度良い。全身浴を再開してから顔色や肌の調子なども非常に良い。もっとも,これはゆっくり湯に浸かれるだけの気持ちのゆとりが出来て,生活律動が整ってきたことも大きいのだろう。
そんなわけで今日も上手く就寝出来るかと思ったが,入浴前の21時頃から昔のことを色々思い出してしまい,少し調子が狂った。他自我内検索用合い改良兼自我ページ整備が出振るいまであと一息というところだったこともあり,寝るのは遅くなってしまった。
色々なことを思い出しながら,小学校高学年で経験した自由で満たされた時間,その中で抱いた理想と後悔が半世紀経って結実しつつあるのだと,これまでにないほど強く感じた。自分の中でまた重要な何かが更新されたような気がした。
デライトの完全な成功への意識が更に高まったので良しとする。
{希哲16年6月26日の日記 K#F85E/E74C-CB3B}
宇田川浩行{希哲16年3月10日の日記 K#F85E/E74C-A3BD}
宇田川浩行{希哲15年8月29日の日記 K#F85E/E74C-7A21}
宇田川浩行定休日なので,思いつきのままに軽い作業をしたり考え事をしながら過ごした。特に,来月以降の過ごし方についてよく考えた。
10日まで様子見をするつもりだったが,それとは別に,15日までは月内の収益目標達成を目指した作業を続けることにした。組計の整理をした結果,多少使える日数が増えた。
デライトの早期成功のために,遅くとも10月中には収益目標達成を確定させたい。となれば,現時点ではあくまでも9月中の達成を目指すべきだろう。ここまでの膨大な時間を得るにはそれなりのツケもあり,10月以降は単に延長というわけにはいかなくなってくる。この機会を逃せば,デライト自体は潰れないまでも,開発は長期停滞に入ってしまう可能性がある。
つまり,この2ヶ月が早期成功にとって最後にして最良の機会だ。久しぶりに「死に物狂い」という言葉を思い出したが,日本にとっても危機的な状況がそれで何とかなるなら甘いくらいだろう。この期に及んでまだ気持ちのゆとりを持ち過ぎているような気もしていたので,丁度良い引き締めになった。
暑さの峠は明後日から下り坂に入る予報で,やはり良い夏休みになったようだ。
{希哲15年8月23日の日記 K#F85E/E74C-979F}
宇田川浩行開発では全知検索整備についての検討が急進展し,新生デライトに全文検索など一通りの検索機能も盛り込める見通しとなった。
新生デライト開発もデライト収益目標達成も,日に日に展望が明るくなり,期待感も高まっているが,一方で,不思議な不安もある。
これは恐らく,意思と思考の齟齬の大きさによるものだろう。今月は,先月まとまった新生デライトの要件を実装する作業に没頭するつもりだった。ところが,実際にはここまで検討作業がやたら捗るばかりで,実装作業はほとんど進んでいない。
振り返ってみれば,無闇に手を動かすより考えるべきことが多かったのも確かだ。それによって困っているかというと,まだ気持ちのゆとりもあり,総合的な状況はむしろ良くなっているようにすら思える。
結局,意識出来ないほど膨大な情報を,意識が追いつかない速さで脳に処理させているということなのだろう。これだけ想定外のことをしていながら,なぜ上手く行っているのか,もはや自分でも分からない。
今日の全知検索整備検討にしても,やろうと思って始めたわけではなく,なんとなく考え始めたらするするまとまった。本当は輪郭選り手整備を進めたかったが,結果をみれば確かにこれで良かったと認めざるをえない。
こんなことは過去にも何度となくあったし,それに救われてきた。しかし,景色がどれだけ良くなっていようと,何度経験していようと,全く自分の言うことをきかない馬に乗っているのは不安なものだ。ましてやこれまでにない山場でだ。とにかく心臓に悪い。
そろそろ考えるべきことはほぼ考え尽くしたはずなので,明日にはもう少し御しやすい脳になっていることを願う。