{近象(キンショウ)}{s_T}{std::string}{Re:「近象」と「遠象」について}{希哲15年8月13日のツイスト}{希哲15年8月13日}{文字列型}{良い例}{変種}{単純な}(43)

{「近象」と「遠象」について K#F85E/E74C-B093}

近象」というのは,感覚的身近抽象性のことです。言い換えると,「より単純包括的なもの」,つまり「輪郭」的なもの,ということになります。その反対が「遠象」です。

抽象」は,本来何かのために思考単純化するものですが,必ずしも感覚的近さ意味しません。数学のそれが良い例です。

例えば,「近象文字列」というのは,簡単に言えば「文字列直感的に扱えるように抽象化したもの」です。この直感的というのも厳密には「思いついたように扱えること」という意味で,「直想的」と表現していました。

C++文字列std::string と書きますが,様々な変種もあり,「文字列を扱いたい」という書き手単純な要求に対して直想的ではありませんでした。書き手の頭の中で,「文字列を使うこと」と「std::string を使うこと」の間に距離があるということです。C++ ではライブラリによって異なる文字列型を使い分けることが多々あるので,std::string固有名詞的に文字列を扱う手段の一つとしか認識されていません。

では,s_T として「細かいことはさておき大体の場面で使える文字列型」を提供することにしました。「文字列を使うこと」と「s_T を使うこと」が概念として普通名詞的に)一致するように設計されています。これを「近象文字列」と呼んでいました。

{開発}{HTML の要素}{Element}{ECMAScript}{Aejs}{要素位置記法}{デライト開発}{道手}{JavaScript言語}{独自ライブラリ}(38)

{JavaScript の beforebegin,afterbegin,beforeend,afterend に代わる要素位置記法 K#F85E/E74C-3DDA}

脱 jQuery」が叫ばれて久しいが,デライト開発でも脱 jQuery を進めるべく Vanilla JS復習をしていたことがある。その中で,特定要素を基準に別の要素等を挿入する道手メソッド群があることを知った。


<!-- (1) beforebegin -->
<div>
<!-- (2) afterbegin -->
各要素位置
<!-- (3) beforeend -->
</div>
<!-- (4) afterend -->

例えば,上記の要素 div を基準として HTML 文字列 html を挿入したい時,標準的な JavaScript では以下のように書く。

div.insertAdjacentHTML( 'beforebegin', html );  // (1) に挿入
div.insertAdjacentHTML( 'afterbegin', html );   // (2) に挿入
div.insertAdjacentHTML( 'beforeend', html );    // (3) に挿入
div.insertAdjacentHTML( 'afterend', html );     // (4) に挿入
読み込み中...
{変種}

{}