{希哲16年2月4日22歩 K#F85E/E74C-F5E0}
宇田川浩行{希哲16年2月4日21歩 K#F85E/E74C-35D6}
宇田川浩行{希哲16年2月4日20歩 K#F85E/E74C-8F56}
宇田川浩行ts
}{揃え用時印}{希哲16年2月4日の進捗時限}(28){希哲16年2月4日19歩 K#F85E/E74C-F4BF}
宇田川浩行{希哲16年2月4日17歩 K#F85E/E74C-503B}
宇田川浩行デラング整備,越化記法と越化参照(旧・疑似実体参照)についての検討で終了。
越化の基本的な仕様について記法・内部実装両面から急速にまとまった。
単一文字越化
まず,バックスラッシュを使った単一文字越化では,全ての文字を越化することにした。ただし,この「越化」は,「通常とは異なる特殊な解釈を試みること」であり,論組言語等でのそれと同様,必ずしもデラング記法としての解釈を避けることではない。
- 原則として,デラングの特殊文字であるかどうかにかかわらず,どの文字に対してもバックスラッシュを削除して当該文字を維持する。
- ただし,数式記法における
\[ ... \]
や\( ... \)
のように,通常特殊文字として解釈されない文字に特殊な意味を与えることにも用いる。
非特殊文字の扱い
軽量標記言語で単一文字越化の対象を非特殊文字に付けた場合の挙動としては,「不明なエスケープシーケンス」などと違了を出すわけにはいかないので,以下の2つが考えられる。
{希哲16年2月4日6歩 K#F85E/E74C-6CEB}
宇田川浩行{希哲16年2月4日5歩 K#F85E/E74C-C488}
宇田川浩行{希哲16年2月4日4歩 K#F85E/E74C-7952}
宇田川浩行{希哲16年2月4日3歩 K#F85E/E74C-1671}
宇田川浩行〈lightweight language〉などにおける〈lightweight〉には素直に「軽量」を当てることにした。
例えば〈lightweight markup language〉は「軽標記言語」と訳していたが,見慣れない翻訳語と組み合わせると,原語がぱっと浮かんでこない。これは「軽量標記言語」の方が無難だろう。
そもそも〈lightweight〉に「軽〜」を当てるようになったのは,希哲7年頃に〈lightweight language〉への「軽言語」という翻訳語を考えてからだ。
論組言語においては,スクリプト言語の類を「軽量言語」と呼ぶのに抵抗があった。デルン開発でも鈍重な PHP から Cμ に書き換えて間もない頃だったし,ツバメ開発でも余計なパッケージが必要なことが多い論組言語は「荷物」だった。「軽量」が人間の負担の軽さを表すものだとしても,論組では実行速度の遅さが心理的な負担になることも多いわけで,違和感が拭えない。そこで少し抽象的な語感になる「軽〜」を使い始めた。
ただ,標記言語の場合は実行速度などの問題がないせいか,物量的な軽さという意味合いが強い「軽量」でもあまり違和感がない。むしろ抽象的な「軽〜」を使う方がその長所が霞んでしまう表現になる気がする。
そもそも,「軽量」という表現に問題があるとしてもそれは翻訳語の責任ではないし,そこを意訳すると〈lightweight〉という表現をめぐる議論も参照しにくくなる。